貧乏神あんど福の神 死神さんいらっしゃい

徳間文庫　徳間時代小説文庫　た６７ー５

徳間書店
田中啓文　

• 価格: 990円（本体900円＋税）
• 発行年月: 2025年02月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784198949594

内容情報

[BOOKデータベースより]

最近の大坂の町では、えびす小僧と名乗る盗賊が、金持ちから奪った小判を貧乏な人たちにばら撤いて、人気だった。ある日、西町奉行所の同心・古畑良次郎は、えびす小僧と遭遇し、追いかけるが、東町の同心に邪魔をされて…。福島羅漢前にある「日暮らし長屋」に住む絵師の葛幸助。彼は部屋にある屏風に封じられた厄病神のせいで、日々いろんな災難に巻き込まれている。今回も…。

[日販商品データベースより]

ダメ同心、
生意気な素丁稚、
おまけに厄病神まで、
みんな大ピンチ！

大坂で起きる様々な事件。
巻き込まれた貧乏絵師の運命は？

最近の大阪では、えびす小僧と名乗る盗賊が、金持ちから奪った小判を貧乏な人たちにばら撒いて、人気だった。えびす小僧に遭遇した西町奉行所の同心が追いかけるが、東町の同心に邪魔をされて……。
大坂の福島羅漢前にある「日暮らし長屋」の住人、絵師の葛幸助。自分の好きなままに絵を描くため仕事が無く、筆作りの内職で糊口を凌いでいる。おまけに彼の家の屏風には疫病神が封じ込められていた。それゆえ、様々な事件に巻き込まれている。
貧乏神と呼ばれる幸助と、福の神と呼ばれる正体不明の大金持ちがコンビを組んで、事件を解決していく痛快時代小説。
第一巻は刊行後、即重版した人気シリーズの第五弾。

第九話　死神さんいらっしゃい
素丁稚捕物帳五　手妻おそるべし
第十話　てんてん天魔の天神さん