- 月刊大和路ならら 2025年2月号
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なら文化交流機構 トランスビュー 八木書店
月刊大和路ならら編集部- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2025年02月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784910895123
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[BOOKデータベースより]
奈良の魅力を探る。
特集 東大寺二月堂修二会(―伝説と今が交錯する―修二会創始・実忠和尚が目指した兜率天の世界;華厳宗大本山 東大寺執事長 上司永昭師インタビュー 実忠和尚が始めた悔過会とは何か)
[日販商品データベースより]連載(四季・彩 大和 写真・文/谷沢重城「春の雪」青によし寧楽の宮古は銀世界;奈良発!古代スイーツ再現 文/前川佳代「甘葛煎再現実験の軌跡〜その2〜」;文化財学講座 文/大河内智之「美術資料から見る地域史(16) 豊臣秀長と下御門仏師(2)―東山大仏の造像―」;新大和人物志 文/谷山正道「千葉清蔵」;続・続・大学的奈良ガイド 文/磯部敦「点と線―横田俊一とその周辺」;Bookレビュー 協力/奈良県立図書情報館;文・阿波谷俊宏「お参り」 ほか)
【特集 東大寺二月堂修二会】
―伝説と今が交錯するー
修二会創始・実忠和尚が目指した兜率天の世界
今年で1274回目を迎える東大寺二月堂修二会。
東大寺開山の良弁僧正の高弟・実忠和尚(726?〜?)は、
兜率天の行法を人間界でも行いたいと願った。そして、天平勝宝四年(752)に修二会が創始された。
修二会の行法はその形式、人数、時代とともに少しずつ変化を遂げてきた。
記録に見る修二会の初見は、会中(えちゅう)に練行衆が記録する
『二月堂修中練行衆日記』で平安時代の保安5年(1124)である。
室町時代初期に二月堂縁起絵詞が、後期に二月堂縁起絵巻が制作され、
実忠和尚の目指した兜率天の世界を伝えている。
その根本となる修二会創始者、実忠の兜率天への想いは、
悔過会の間に組み込まれることで、練行衆へと受け継がれてきたともいえる。
特集では、実忠和尚が目指した兜率天の世界を絵巻が語る伝説、法会、記録の3つから探る。