- 無限者の痕跡
-
エマニュエル・レヴィナスとヘブライ的源泉
叢書・ウニベルシタス 1130
- 価格
- 6,380円(本体5,800円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784588011306
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[BOOKデータベースより]
哲学的合理性が忘却したものを求めて。ギリシアの伝統を引き継ぐ哲学と聖書に源泉を持つ哲学とのあいだの緊張関係をときほぐし、この災厄の時代に隣人の苦しみに応答することの意味を問う。レヴィナスと神学、ハスィディズムおよび神秘主義思想の近さと遠さを精緻に分析する重要書。
第一章 創造
[日販商品データベースより]第二章 形而上学的“欲望”
第三章 神の不在
第四章 預言
第五章 時間性と終末論
第六章 希望の方向づけとしての痕跡
第七章 聖潔
補遺 レヴィナスとタルムード
補遺 表象の禁止
西欧哲学の伝統的概念としての知は、聖書およびヘブライ的なものに由来する思考を汲み尽くすことができない。終わりなき聖書解釈の運動としてのヘブライ的思考とギリシア的概念体系との間をたえず揺れ動きながら、語りえぬ神すなわち無限者の痕跡について語ろうとするレヴィナス哲学の展開をたどり、その根底におけるユダヤ思想との結びつきを明らかにする。