- 結婚式
-
- 価格
- 3,190円(本体2,900円+税)
- 発行年月
- 2025年02月
- 判型
- B6変
- ISBN
- 9784336077080
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[BOOKデータベースより]
1960年代、ブラジル、リオ―。末娘グロリーニャの結婚式を翌日に控えた日、サビーノは一家のかかりつけ医からグロリーニャの婚約者テオフィロが、自らの助手を務める若者とキスを交わす現場を目撃したと告げられる。無頼派的な物書きとして時代を駆け抜けたネルソン・ロドリゲスが、都会的な洗練のあるボサノヴァが流行する中で若者文化が花開き、行動も価値観も大きく変容していく60年代のリオデジャネイロを舞台に、上流階級の精神的な腐敗を危うさに満ちた筆致で描き、再評価著しい名品。
[日販商品データベースより]不動産で財を成したサビーノは、親子の情愛を越えた親密な感情を抱く末娘グロリーニャの結婚式を翌日に控えた日、一家のかかりつけ医のカマリーニャからグロリーニャの婚約者テオフィロが、自らの助手を務める若者ゼー・オノリオとキスを交わす現場を目撃したと告げられる。上流中産階級の父親、人生を発見する若者たち、誠実で貞淑な女性たちの背後に隠された計り知れない欲望や悲劇。都会的な洗練のあるボサノヴァが流行する中で若者文化が花開き、行動も価値観も大きく変容していく60年代のブラジルのリオデジャネイロを舞台に、奈落の底に突き落とされそうな都会の現実の中で急速に崩壊しつつある社会と、上流階級の精神的な腐敗を赤裸々に描いた、ブラジル演劇の革新者ネルソン・ロドリゲスによる再評価著しい小説作品。
66年9月に刊行された直後、軍事政権の法務大臣によって「不道徳な内容と下品なことば使い」が非難され、社会秩序を乱すものとして販売が禁止されたが、著者による訴訟を経て、翌67年4月に解禁されたという経緯がある。