新西洋経済史入門

歴史と弁証法

学文社
柴田英樹　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2025年01月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784762033902

内容情報

[BOOKデータベースより]

ヘーゲル前史：イデアと神への道の探求
ヘーゲルのキリスト教批判と弁証法
ヘーゲル批判
マルクスの弁証法と価値形態論
マルクスの階級論
古代ゲルマン社会とローマ帝国
中世初期の社会経済
中世中期の社会経済
中世後期の社会経済
主権国家の時代
産業革命と資本主義の成立
工業化の広まり
第二次産業革命
労働運動の歴史
ユンカーの歴史
覇権国家イギリス
ワイマール共和国の成立
ワイマール共和国の終焉
ナチスの歴史
戦後の世界体制
高度成長と福祉国家の形成
新自由主義の台頭と福祉国家の変容
ＤＤＲの建国と挫折
ドイツ再統一と欧州連合
派遣国家アメリカ

[日販商品データベースより]

古代から現代まで歴史の道筋を体系的に把握し、
現代社会がいかなるものであるか、一定の歴史観に基づいた理解を深めるための、「西洋経済史」のテキスト。
『新西洋経済史講義?第２版』（2020年）のリニューアル版。

第１章から第３章までは弁証法的唯物論を学ぶ上で必須の西洋哲学史、
第４章でヘーゲルの弁証法とマルクスの弁証法の相違を特に価値形態論を例に挙げて説明し、
第５章でマルクスの階級論を貨幣論との関連で論じた。
第６章から第10章は古代から近世までの経済史的発展の要点、
第11章から第16章で、イギリスを中心に産業革命とその後の経済発展の過程を論じ、
第17章で、このような発展の１つの帰結としてのイギリスによる経済覇権を論じている。
ナチス支配の成立過程（第17章?第19章）、
冷戦の発生から終結までのドイツ（第20章?第24章）、現代の覇権国家たるアメリカ（第25章）についても掲載。