室町アンダーワールド

宝島社新書　７１２

宝島社
垣根涼介　呉座勇一　早島大祐　家永遵嗣　

• 価格: 990円（本体900円＋税）
• 発行年月: 2025年02月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784299063106

内容情報

[BOOKデータベースより]

近年、信長登場以前の室町時代に注目が集まるようになった。１５世紀後半の「応仁の乱」の頃はまさに弱肉強食、超二極化の時代ともいえる。人々は疫病の流行や飢饉に苦しみ、都市部に貧民が流入。戦乱と一揆が頻発し、乱暴狼藉を働く足軽が台頭する混沌とした時代。混迷の現代と室町時代を重ねて浮かび上がってくるものとは？本書は、ベストセラー小説『室町無頼』の著者・垣根涼介を中心に、気鋭の歴史学者たちが「日本史ノワールの時代」を語り、論じた一冊である。

序章　ダイジェスト応仁の乱
書評　『室町無頼』応仁の乱を準備したアウトローたちの危険な躍動
第１章　応仁の乱から現代を照射する
第２章　日本人は室町時代をどのように描いてきたのか
第３章　歴史研究と歴史小説の接点とは
第４章　室町時代の終焉と織田信長の登場
第５章　室町時代の東西対立構造と応仁の乱

[日販商品データベースより]

話題の映画『室町無頼』が2025年1月公開!
原作者 垣根涼介と『応仁の乱』著者の呉座勇一、『足軽の誕生　室町時代の光と影』著者の早島大祐との対談を中心に信長以前の「日本史ノワールの時代」とは一体どんな時代だったのかを読み解く一冊となります。