硫黄島戦記 新装版

玉砕の島から生還した一兵士の回想
光人社ＮＦ文庫　ノンフィクション　かー１３９３

潮書房光人新社
川相昌一　

• 価格: 980円（本体891円＋税）
• 発行年月: 2025年02月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784769819905

内容情報

[BOOKデータベースより]

アメリカ軍の硫黄島殲滅作戦とは、どのように行なわれたのか。日本軍戦死者約二二〇〇〇人、米軍戦死者約六八〇〇人。南北八キロ、東西六キロ、東京品川区とほぼ同じ面積の島嶼で繰りひろげられた栗林兵団と米海兵隊との凄絶な肉弾戦の一端を、奇蹟の生還を遂げた一日本兵がヴィヴィッドに伝える驚愕の戦闘報告。

第一章　運命の征途（出帆のとき；輸送船海没　ほか）
第二章　玉砕の戦場（硫黄島上陸；粗悪食事の実態　ほか）
第三章　最後の抗戦（稲田中尉との別れ；とりつかなかった死神　ほか）
第四章　捕虜の汚名（出壕の日；虜囚の第一歩　ほか）
第五章　故郷の山河（かき立てられた望郷の念；故国に帰る日　ほか）

[日販商品データベースより]

運命に翻弄された日本兵の無念！　洋上の孤島で��太平洋の防波堤�≠ﾆなって戦いつづけた栗林忠道師団長指揮下の日本兵の墓碑銘。歴戦の下士官が綴った最前線の実相を描く。
アメリカ軍の硫黄島殲滅作戦とは、どのように行なわれたのか──日本軍戦死者約２２０００人、米軍戦死者約６８００人。南北八キロ、東西六キロ、東京品川区とほぼ同じ面積の島嶼で繰りひろげられた栗林兵団と米海兵隊との凄絶な肉弾戦の一端を、奇蹟の生還を遂げた一日本兵がヴィヴィッドに伝える驚愕の戦闘報告。