- 現代“間食”考
-
狭間からみる人類の食
食の文化フォーラム
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784582839807
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[BOOKデータベースより]
間食の起源や社会文化的・心理的な役割を考え、世界各地の多様な事例から食の未来を展望する。
間食論へのアプローチ
[日販商品データベースより]第1部 間食の起源(霊長類の「間食」)
第2部 間食の民族誌(アフリカ狩猟採集民にとっての間食とは;モンゴル遊牧民の食べ方 間食と食事の区分はあるか;シリア都市民の間食―ナッツ・果物・菓子・ファストフード;戦後イタリア社会に生まれたメレンディーナ―イタリアの問食をめぐるー考察;西部インドネシアの間食―ご飯でなければ間食なのか)
第3部 日本の間食(現代日本の農村にみる間食とその類 間食・おやつ・菓子・お茶うけ;長野県の家庭料理、おやつの特徴 仕事の合間の一服文化;間食と食事との相互変化―民俗学の芸食文化研究より)
第4部 間食と社会(間食の実態とその内容 栄養疫学研究からの知見;生活者にとっての食の価値;心理学からみた間食)
総括 間食 考えるに適した食事
民俗学、文化人類学、心理学などの分野から、間食の歴史や役割を多角的に考察。「間食」を通じて「食事」の本質に迫った2023年度〈食の文化フォーラム〉の記録。
「間食」とは何か?霊長類における間食行動の観察から、アフリカ狩猟採集民やモンゴル遊牧民の食生活、さらには現代社会における多様な間食のあり方まで。民俗学、文化人類学、心理学などの多角的視点から、間食の起源と歴史、現代社会における意味を考察する。さらに、多様な文化圏における間食のあり方を紹介。いつ、どこで、誰と、何を、どのように食べるのか?間食という日常的な行為から、食文化の多様性と普遍性、そして人間の食の本質に迫る。
●目次
[巻頭言]
間食に垣間見る人間の食の本質(守屋亜記子)
[序 章]
間食論へのアプローチ(野林厚志)
はじめに 「三度の食事」/補食/充足と過剰/間食の功罪
[第1部]間食の起源
第1章 霊長類の「間食」(市野進一郎)
[第2部]間食の民族誌
第2章 アフリカ狩猟採集民にとっての間食とは(池谷和信)
第3章 モンゴル遊牧民の食べ方 間食と食事の区分はあるか(石井智美)
第4章 シリア都市民の間食 ナッツ・果物・菓子・ファストフード(黒木英充)
第5章 戦後イタリア社会に生まれたメレンディーナ(宇田川妙子)
第6章 西部インドネシアの間食 ご飯でなければ間食なのか(阿良田麻里子)
[第3部]日本の間食
第7章 現代日本の農村にみる間食とその類 間食・おやつ・菓子・お茶うけ(江頭宏昌)
第8章 長野県の家庭料理、おやつの特徴 仕事の合間の一服文化(中澤弥子)
第9章 間食と食事との相互変化 民俗学の見た食文化研究より(山田慎也)
[第4部]間食と社会
第10章 間食の実態とその内容 栄養疫学研究からの知見(佐々木敏)
第11章 生活者にとっての食の価値(野沢与志津)
第12章 心理学からみた間食(大森美香)
[総括]
間食 考えるに適した食事(野林厚志)
あとがき(野林厚志)
執筆者紹介