- 世界のなかのフランスのフェミニズム
-
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2025年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784560510681
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[BOOKデータベースより]
「女性の権利と思想と行動の自由を求める闘い」は、さまざまな思想的・哲学的・政治的な思想潮流や、社会的・政治的な動員に表われている。本書は、近代以降の多様化する世界のフェミニズムに注目し、それぞれの思想や運動を、歴史的・地域的な文脈に位置づけながら、大きな潮流を捉える。
序章 グローバルなアプローチ
[日販商品データベースより]第一章 男女平等の主張と女性の解放(一七八九年〜一八六〇年)(人権(男性の権利)と女性の権利―アメリカおよびフランスの革命の潮流;フェミニズムと初期社会主義;改革派フェミニズム)
第二章 国際化の時代(一八六〇年〜一九四五年)(ナショナルおよび国境横断的な集合的ダイナミズム;平等のための闘い;新しい女性たちと解放)
第三章 男女平等と女性解放のために(一九四五年〜二〇二〇年)(改革派フェミニズムの連続性;フェミニズム運動のラディカルな刷新(一九六〇年〜一九八〇年);フェミニズムの拡散と多様化(一九八〇年〜二〇二〇年))
結論
フェミニズムの大きな潮流を捉える
「いかなる社会や集団においても、あらかじめ定められたモデルなどは存在せず、女性の解放を訴える声は複数ある。その道のりは、一度きりの出来事で決まるようなものではない」(「日本語版まえがき」より)。
本書は、フェミニズムの歴史を世界規模で捉え、その多様性と発展を探究する。フランス革命期から現代に至るまでを三つの時代に分け、結婚、教育、参政権、生殖の自己決定権などのテーマを中心に、フェミニズム運動の進展とその背景を分析する。また、国際的な連帯や植民地主義などとの関係を描き、ブラック・フェミニズムやラディカル・フェミニズムの台頭も取り上げる。特にフランスにおいては、フェミニズムが国家形成や市民社会との関わりを深め、独自の歴史を築いてきた経緯を詳述する。
フェミニズム史を包括的に理解するための一冊。