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[BOOKデータベースより]
初期作品1 比喩をなぜ用いるのか
[日販商品データベースより]初期作品2 比喩をどのように表現するか
「羊をめぐる冒険」比喩をどのように理解するか
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」比喩はどのような世界を描くか
『ノルウェイの森』リアリズムにとって比喩とは何か
「スプートニクの恋人」文体にとって比喩とは何か
「赤頭巾ちゃん気をつけて」庄司薫の比喩とどこが違うのか
『神の子どもたちはみな踊る』比喩はどのように成り立つか
『中国行きのスロウ・ボート』なぜタイトルは比喩になるのか
「騎士団長殺し」比喩とは何か
「1973年のピンボール」比喩を英訳するとどうなるか
『恋しくて』比喩を和訳するとどうなるか
「アンダーグラウンド」比喩するとはどういうことか
『村上春樹 読める比喩事典』比喩に何を用いるか
文学作品一般において必須な方法とは言えない比喩であるが、村上春樹の文章においては欠かすことのできない、きわめて重要なレトリックである。その中核にあるのが、分かるようで分からない「比喩もどき」である。その「比喩もどき」が彼の初期作品から最近作に到るまで、どのように、なぜ現れているかについて、村上春樹の言語・文体・翻訳・ジャンルなどに対する考え方を参照しつつ、総体的に捉えようとしたのが小著である。