[BOOKデータベースより]
復興でもなく、まちづくりでもなく、日常の暮らしを取り戻し、つくりだした20年。
第1部 山間の集落で向き合った“復興”(塩谷集落;中越地震の影響;塩谷を分析する視点:キーワードと文献)
第2部 塩谷“復興”への実践知(初夢ワークショップ;刈羽への手紙;二十村郷盆踊り;学生企画の展開とその拠点整備;塩谷分校)
第3部 集落と共に過ごした学生たち(地域と向き合って見えたこと〜東山地区・塩谷集落との10年間〜;知らない者として)
第4部 研究と実践の二分法を超えて(未消滅集落、塩谷での「輪唱」の知;塩谷を「研究」すること、そして集落の行く末;塩谷への思い―共生的実践の場に惹かれて)
復興でもなく、まちづくりでもなく、日常の暮らしを取り戻し、つくりだした20年。
2004年10月23日に発生した新潟県中越地震から20年、新潟県小千谷市塩谷集落で取り組んできた研究・実践・教育活動から、集落の〈復興〉を映し出す。災害復興は一人一人の住民の暮らしに根ざした長期的な取り組みであることを実証するとともに、被災を機に深刻な過疎高齢化に見舞われた集落が、古来の文化や伝統を大切にしつつ外部者を受け入れて、いきいきとした暮らしを立て直していく足跡を追う。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 再生 西鉄バスジャック事件からの編み直しの物語
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年04月発売】