- ローカルな伝統食の消費,認識,その変容
-
北陸・魚食の「見える化」事例から
金沢大学人間社会研究叢書
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2024年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784621310656
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 民俗の日本史
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2024年01月発売】
- ラオ人社会の宗教と文化変容
-
価格:6,380円(本体5,800円+税)
【2000年04月発売】
- 鯉のぼり図鑑
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年02月発売】
- 雛人形と武者人形
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2010年01月発売】
[BOOKデータベースより]
第1部 石川県の事例から(1) 日常の食にみる地域のひろがりと活用上の課題(海藻・魚醤油の利用からみた「能登地域」のひろがり;献立の消費や評価、その変容―奥能登の「なれずし」の事例―)
[日販商品データベースより]第2部 富山県から他地域へ 食材の移動、魚食習慣の地域差とその変容(飛騨地域におけるブリ・サケ消費と年取魚ブリへの認識;木曽・伊那地域の年取りでのブリ食の実態と認識;両地域の考察結果からみえること)
第3部 石川県の事例から(2) ハレの日の食にみる地域資源の活用、献立の変容(「キリコ祭り」での会食の特徴・機能と人々の認識;「ほうらい祭り」での会食の特徴・機能と人々の認識;両地域の考察結果からみえること)
第4部 福井県の事例から 地域らしい、あるいは伝統的とされる食の販売と消費(奥越地域における半夏生鯖の販売・消費実態と発揮される役割)
「地域らしい食」,「伝統食」という表現は,その範囲,期間にあいまいさを含んでいる。ある地域に住む人々は,なぜ、どのようにそれらを食べ、また用い続けているのか。時を経て「変わるもの・変わらないもの」は何だろうか。独特の魚食文化がみられる能登を中心とした北陸地方をフィールドに、地域ならではの伝統食の消費実態とその変容・継承のしかたを探る。