- 職業教育とジェンダーの比較社会史
-
近現代における女性と戦争障害者への就労支援
叢書・比較教育社会史
- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784812224014
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[BOOKデータベースより]
この叢書は、学校と教育という窓を介して社会と国家を捉え、国家と社会のあり方から教育の構造と機能を把握しようとする学際的協働のなかから生まれた。伝統的シェマにとらわれることなく、ひろく多彩な問題群を取り上げ、一国・一地域を越えた視点からアプローチを試みる新たな教育史叙述のシリーズである。
ジェンダーの視点からみた職業教育の比較社会史
[日販商品データベースより]第1部 女性のライフステージと職業教育(家庭だけでなく職業も―帝政末期ロシアの女子中等教育機関卒業生の進路と男性知識人;男性教師の職業的自覚の形成と女性教師の困難―明治前・中期における学問の「主体」・教育の「対象」としての女性;女性社会福祉職の養成と就労―前世紀転換期ドイツの「ベルリン女子社会事業学校」;優生学と慈善の狭間で―二〇世紀転換期イングランドの「精神薄弱の女性・女子」用ホーム;女性教員のキャリア・パス―近代メキシコの女子職業教育とキャリア形成)
第2部 戦争障害者の職業教育(「名誉の負傷者」の社会復帰―日露戦争後の癈兵・傷痍軍人の保護政策;総力戦体制の中の障害者兵士―第一次世界大戦期のロシア;「鋼の意志があれば、障害などないに等しい」―第一次世界大戦期ドイツにおける戦争障害者支援の展開;戦時チャリティから権利としての職業教育へ―第一次世界大戦から戦間期におけるフランスの戦争障害者政策)
近現代のヨーロッパと日本において、職業教育はどのように発展したのか。学校教育・職業教育の機会が限られていた女性たちと、中途で就労困難となってしまった戦争障害者の男性たちに着目しながら、福祉と教育の視点から分析する。好評の〈叢書・比較教育社会史〉シリーズ第十巻。