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業務の可視化と標準化による組織変革
日経BP 日経BPマーケティング 桑畑治彦
点
「社員が定着しない」「経営陣と管理職・社員との間に溝」「社内に蔓延する不信感」「解消できないセクショナリズム」―。自ら“ブラック”と振り返る経営者は、組織をいかに変容させたか。実例から、会社の進むべき道を探る。
第1章 なぜ会社はブラック化するのか第2章 新たなビジネスモデルと「業務の可視化」第3章 すべての業務を標準化し、定量的なデータにする第4章 評価制度の透明性を高め、風通しを良くする第5章 会社を良くする制度とプロジェクト第6章 本来、「働く」とは楽しいこと
「社員の動き」が見えれば、会社は変えられる!「社員が定着しない」「経営陣と管理職・社員との間に溝」「社内に蔓延する不信感」「解消できないセクショナリズム」――。自ら“ブラック”と振り返る経営者は、組織をいかに変容させたか。実例から、会社の進むべき道を探る。筆者が代表取締役を務める「アドフレックス・コミュニケーションズ」は、デジタルマーケティングを軸に、企業の課題解決やAIソリューションを活用したコンサルティングサービスを提供するIT企業です。本書は、同社が抱えていた「従業員が定着しない」「業績が伸びない」「経営陣と従業員の軋轢が解消されない」など、どの企業も抱えがちな課題がどのように解決されたか、その変革の経緯を辿りながら、経営のヒントを与えるものです。2013年当時、インターネット広告を手掛けていた同社は、採用募集をかければ多くの応募があったものの社員が定着せず、慢性的な人手不足に陥っていました。俗に言われる「ブラック企業」と化し、社内のセクショナリズムが大きな弊害にも。結果として、経営陣と管理職、また経営陣と社員の間に溝が生まれ、互いに不信感が蔓延していたと筆者は語ります。筆者はその後の2015年に取締役に就任、翌年にはCOO(最高執行責任者)となり、様々な制度変更や施策を提案・実行し始めました。そして2017年には社長に就任し、荒れた会社を建て直すべく抜本的な改革に着手します。筆者はまず、「ディスプレイ広告領域」から「検索連動型広告」へとビジネスモデルの軸足転換を手掛けました。これにより経営が安定。さらに社員が個人で業務を抱え込んでいた「ブラックボックス状態」の解消とともに、「業務の工程を可視化」することに成功しました。続いて、業務内容を細かく切り分け、どんな仕事にどれだけ時間がかかるか、「時間単価」までを算出。さらには全作業を誰もが遂行できるような標準化を実現したのです。これらを含めた「業務全体の可視化」により、業務効率が良い社員と、そうでない社員の働き方が把握できるようになり、繁忙業務の振り分けや業務による社員の適性までが分かるように。さらには人事制度の変革もあり、かつて社内に横行していたセクショナリズムは無くなったといいます。結果として、今日ではほとんどの社員が主体的に会社や業務を考えるようになり、業績も右肩上がり。かつては4%程度だった利益率も、現在では7・5%を達成しています。社員がいかにして、会社や周囲の仲間のために自律的に行動するように変わっていくか――。筆者が約7年にわたって取り組んだ変革の手法について詳説します。企業経営の「行き詰まり」を抱える経営者やマネジメント層にとって、多くのヒントや示唆を与える一冊です。
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[BOOKデータベースより]
「社員が定着しない」「経営陣と管理職・社員との間に溝」「社内に蔓延する不信感」「解消できないセクショナリズム」―。自ら“ブラック”と振り返る経営者は、組織をいかに変容させたか。実例から、会社の進むべき道を探る。
第1章 なぜ会社はブラック化するのか
[日販商品データベースより]第2章 新たなビジネスモデルと「業務の可視化」
第3章 すべての業務を標準化し、定量的なデータにする
第4章 評価制度の透明性を高め、風通しを良くする
第5章 会社を良くする制度とプロジェクト
第6章 本来、「働く」とは楽しいこと
「社員の動き」が見えれば、会社は変えられる!
「社員が定着しない」「経営陣と管理職・社員との間に溝」「社内に蔓延する不信感」「解消できないセクショナリズム」――。
自ら“ブラック”と振り返る経営者は、組織をいかに変容させたか。実例から、会社の進むべき道を探る。
筆者が代表取締役を務める「アドフレックス・コミュニケーションズ」は、デジタルマーケティングを軸に、企業の課題解決やAIソリューションを活用したコンサルティングサービスを提供するIT企業です。本書は、同社が抱えていた「従業員が定着しない」「業績が伸びない」「経営陣と従業員の軋轢が解消されない」など、どの企業も抱えがちな課題がどのように解決されたか、その変革の経緯を辿りながら、経営のヒントを与えるものです。
2013年当時、インターネット広告を手掛けていた同社は、採用募集をかければ多くの応募があったものの社員が定着せず、慢性的な人手不足に陥っていました。俗に言われる「ブラック企業」と化し、社内のセクショナリズムが大きな弊害にも。結果として、経営陣と管理職、また経営陣と社員の間に溝が生まれ、互いに不信感が蔓延していたと筆者は語ります。筆者はその後の2015年に取締役に就任、翌年にはCOO(最高執行責任者)となり、様々な制度変更や施策を提案・実行し始めました。そして2017年には社長に就任し、荒れた会社を建て直すべく抜本的な改革に着手します。
筆者はまず、「ディスプレイ広告領域」から「検索連動型広告」へとビジネスモデルの軸足転換を手掛けました。これにより経営が安定。さらに社員が個人で業務を抱え込んでいた「ブラックボックス状態」の解消とともに、「業務の工程を可視化」することに成功しました。続いて、業務内容を細かく切り分け、どんな仕事にどれだけ時間がかかるか、「時間単価」までを算出。さらには全作業を誰もが遂行できるような標準化を実現したのです。これらを含めた「業務全体の可視化」により、業務効率が良い社員と、そうでない社員の働き方が把握できるようになり、繁忙業務の振り分けや業務による社員の適性までが分かるように。さらには人事制度の変革もあり、かつて社内に横行していたセクショナリズムは無くなったといいます。結果として、今日ではほとんどの社員が主体的に会社や業務を考えるようになり、業績も右肩上がり。かつては4%程度だった利益率も、現在では7・5%を達成しています。
社員がいかにして、会社や周囲の仲間のために自律的に行動するように変わっていくか――。筆者が約7年にわたって取り組んだ変革の手法について詳説します。企業経営の「行き詰まり」を抱える経営者やマネジメント層にとって、多くのヒントや示唆を与える一冊です。