[BOOKデータベースより]
たった1人に殉じた、9年半の「気づかい」の記録。「そこまでやる」から、突き抜ける。慶應大卒、元・東証一部上場企業社員の私が、1万回叱られて気づいた「日本人が忘れた美徳」。
はじめに 「そこまでやる」から突き抜ける
第1章 存在だけは許される「最低限の気づかい」(「挨拶をメロディで言うな、馬鹿野郎!」―一言に気持ちを込める;「すみませんでいいんだ、馬鹿野郎!」―機嫌をとり続ける ほか)
第2章 師匠を不快にさせない「平均点の気づかい」(「そのへんで遊んでろ」―「即実行」のすすめ;「これを、才能の無駄遣いってんだ」―一緒にいる時間のすごし方 ほか)
第3章 評価を獲得する「合格点の気づかい」(「こんな会開くことはねえんだ」―「努力」は評価の対象外;「あそこでゴーサインを出さなかったところが俺の凄さだ」―自分の「分際」 ほか)
第4章 芸人世界の「優しい気づかい」(「師匠が亡くなったというのはデマです」―談志の死;「まったくとんでもねえ人だったよな」―芸人たちの気づかい ほか)
エピローグ 立川談志の「狂気の気づかい」
【警告!】
本書には過激な「罵倒の言葉」が含まれます。
罵倒された本人である筆者が
”最終的には”感謝している事実に鑑み、
SNSなどで炎上させるのはご遠慮ください。
【「そこまでやる」から、突き抜ける。】
伝説の落語家・立川談志に「最も怒られた弟子」が
1万回叱られて気づいた「日本人が忘れた美徳」
・「挨拶をメロディで言うな、馬鹿野郎!」
・一線を引きつつ、懐に飛び込む
・深夜2時「今から来てくれねえか、無理にとは言わねえ」
【著者からのメッセージ】
いまだったら絶対に許されない「○○ハラ」のオンパレード。
私自身、慶應義塾大学を出て東証一部上場企業のサラリーマンを3年ほど勤めた後に
弟子入りしたものですから、この「異常さ」には心底、戸惑ったものでした。
でも。
いまから思い返すと、弟子たちの「気づかい」の中には、
私たち日本人が忘れてしまった、何か大切なものがあったように思うのです。
人間関係が希薄化し、会社の隣の席の人ともチャットで話す現代。
そんな時代において、あの厳格で濃密な「人間関係」のあり方は、
いまはもう決して観察することのできない、ある種の「遺産」なのではないか。
もしもそうなら、談志への「狂気の気づかい」の記録を書き残しておくのも
悪くないのかもしれない。
そんな思いから、本書を執筆することにしました。
【本書の構成】
たった1人に殉じた、9年半の「気づかい」の記録
第1章 存在だけは許される「最低限の気づかい」
第2章 師匠を不快にさせない「平均点の気づかい」
第3章 評価を獲得する「合格点の気づかい」
第4章 芸人世界の「優しい気づかい」
エピローグ 立川談志の「狂気の気づかい」
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