- 小さき引揚げ者の思想の格闘史
-
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2024年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784876160723
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[BOOKデータベースより]
齢五歳の幼子は爆音とどろく最中、母に手を引かれ、兄とともに満州大地の災天豪雨のなかを裸足のまま歩きに歩いた。ふるさとにたどりついた幼子の記憶に刻まれたもの、それが私の長きにわたる思想史研究の原点となった。私はこの書で、出会ってきた思想との格闘のすべてを語りつくすつもりだ。
序 格闘以前の世界
一 農本主義者 加藤完治への接近
二 桜井武雄・丸山真男らとの出会い
三 農本主義の多様性を知る
四 柳田国男への接近と離脱
五 宮沢賢治との邂逅
六 岡本太郎と縄文
七 鬼への接近
八 深沢七郎への関心
九 島尾敏雄のヤポネシア論