民際学者、アジアをあるく

中村尚司と仲間たちの時代

みずのわ出版 地方・小出版流通センター
林真司　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2024年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784864260558

内容情報

[BOOKデータベースより]

序章　民際学者との出会い
第一章　貧困の日々
第二章　スリランカへの旅立ち
第三章　スリランカ社会の分断
第四章　結婚、子育て、調査研究
第五章　生命系の経済学
第六章　田中宏と穂積五一（一）
第七章　田中宏と穂積五一（二）
第八章　鶴見良行　歩くアジア学
第九章　在日外国人の苦闘
第一〇章　外国人政策懇話会の創設
第一一章　民際学の提唱
終章　民際学の未来へ

[日販商品データベースより]

人間社会の営みをまるごととらえた「あるく学問」、民際学を提唱した中村尚司（1938-）。アジア研究と社会運動に疾走した中村の歩みと思索、田中宏、鶴見良行ら並走した人びと、その背景としての戦後日本社会の諸相を描いた評伝。