- <ロシア>が変えた江戸時代
-
世界認識の転換と近代の序章
歴史文化ライブラリー 613
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2024年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784642306133
[BOOKデータベースより]
江戸後期の日本が、ヨーロッパの先進性を認識したきっかけはロシアの脅威であった。急速に深まる世界研究の動向や、ヨーロッパに対峙する「鎖国」外交の成立の経緯をたどり、日本の近代化の土台が固まる様を描く。
福澤諭吉の文明観の起源―プロローグ
世界を学ぶ(日本の北辺で何が?;ロシアの「出現」;世界研究のはじまり;ヨーロッパとは何か)
ヨーロッパと対峙する(初めての対ロシア外交;幕府、蝦夷地を囲い込む;「鎖国」外交の成立)
ヨーロッパを受容し、ヨーロッパに対抗する(司馬江漢と本多利明;つながる世界と日本の自画像;「科学」と「技術」の獲得に向けて)
将軍への忠義の行く先―エピローグ
江戸後期の日本が、ヨーロッパを、世界を支配する中心的存在と認識した契機は、ロシアの脅威であった。急速に深化した世界研究の動向と、これに併行して、ヨーロッパに対峙する「鎖国」外交が成立する経緯をたどる。世界理解の深まりが、進んだヨーロッパの科学や技術を受け入れる動きを生み、日本の近代化を支える土台が形づくられた様を描く。
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