- ヒール 悪役
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- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2024年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784296121243
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[BOOKデータベースより]
どんな遺恨も因縁も、リングの上で白黒つける。そうでなければ夢がない。一度リングで“死んだ”男の死闘が、光を失いかけたレスラーたちの心に火をつけた。日経小説大賞『散り花』に続く、プロレス讃歌第2章。
[日販商品データベースより]プロレスに「最強」を復権させる!――かましてなんぼですよ、この世界は
日経小説大賞『散り花』に続く、美しく切ないプロレス讃歌第2章
どんな遺恨も因縁も、リングの上で白黒つける。そうでなければ夢がない。一度リングで“死んだ”男の死闘が、光を失いかけたレスラーたちの心に火をつけた――
札幌での立花と一ノ瀬の試合。週刊リングの寺尾は、一ノ瀬が立花の狂気を引き出したと書いたが、三島の印象は違った。一ノ瀬は立花の世界に引きずり込まれたのだ。この試合で終わってもいいと思わせる快感にも似た昂ぶり。甲斐の世界が対戦相手だけでなく観客をも手玉に取り、会場全体を支配するものなら、立花は二人だけの世界にしてしまう。一ノ瀬はそれに引きずり込まれ、呑みこまれた。立花はなぜジャパンに戻ったのか。総合格闘技への出陣は意外ではなかった。もともとそのスキルはあった。しかし、立花はプロレスに復帰した。(本文より)