- 蔦屋重三郎
-
歌麿、写楽、北斎を仕掛けた江戸のカリスマ出版人
集英社版・学習まんが 世界の伝記NEXT
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2024年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784082400897
[BOOKデータベースより]
「蔦重」とよばれた江戸の名物出版プロデューサー。2025年大河ドラマ主人公!!
みんなをよろこばせたい!
ひとりで本はつくれない
まじめなる口上
だれも見たことがない絵
もっとみんなに「楽しい!」を
9つの質問でわかる!蔦重が江戸のカリスマ出版人になったわけ
年表
歌麿、写楽、北斎を仕掛けた江戸のカリスマ出版人――
2025年大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎の生涯を
美しい絵、引きこまれるストーリーで、分かりやすくえがいた学習まんが!
260年間も平和な治世が続いた江戸時代。
それは庶民の文化が花開いた時代でもありました。
そんな江戸時代の中ごろに生まれた蔦重こと蔦屋重三郎は、
時代を読む確かな目と
熱意と誠実さとでつちかった人脈をいかし、
軒先を間借りして始めた貸本屋をたった10年で江戸を代表する本屋、版元に成長させます。
その後も幕府の出版統制にあらがいながら、
江戸っ子たちが楽しめる本や浮世絵を世に送り出しつづけました。
江戸の町民文化の最先端を走りつづけた本屋、蔦重が見いだした作家たちの作品は、時代や国をこえ、
多くの人びとを楽しませることになるのです。
【本書の特長】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●Q&Aや年表など、よりくわしく知ることができる記事ページも充実!
【もくじより】
みんなをよろこばせたい!
ひとりで本はつくれない
まじめなる口上
だれも見たことがない絵
もっとみんなに「楽しい!」を
9つの質問でわかる! 蔦重が江戸のカリスマ出版人になったわけ
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「まんがを読むと馬鹿になる」とか「大学生にもなってまんがばかり読んで」とか
昭和30年代や40年代にはよく耳にしたものだ。
あの手塚治虫さんの漫画も「有害図書」と非難されたこともあった。
それがどうだろう。
今やマンガ文化は日本の文化を代表するものになって、
一コマ漫画、四コマ漫画、ストーリー漫画にとどまらず。
この本のように「学習まんが」として伝記も扱うのだから
もし昭和30年代の大人たちが知ったら腰を抜かすのではないだろうか。
この「学習まんが」は2025年のNHK大河ドラマ「べらぼうー蔦重栄華乃夢噺ー」に合わせて、
江戸時代中期の「カリスマ出版人」蔦屋重三郎を描いた「伝記まんが」だ。
手っ取り早く、蔦重の生涯を知りたい人にはうってつけの一冊。
「いい大人がまんがなんて」と言う人はいないだろう。
だって、これ、「学習まんが」なんですから。
それでも不安のある人がいるでしょうが、
この「学習まんが」が太田記念美術館の日野原健司さんが監修していて、
最後のページにはちゃんと「参考文献」の記述までしている。
もっとも、子供たちには「吉原」という場所や「遊女」「花魁」といった
やっぱり大人の事情が関係する記述もあるから、大人の説明が必要かも。
もちろん、この本ではこういった言葉もページの欄外に短い説明が載っている。
大河ドラマが始まって、書店には江戸時代や蔦屋重三郎関連の書籍があふれているが、
この『学習まんが世界の伝記NEXT 蔦屋重三郎』は読みやすくて、
予習にはもってこいの一冊。(夏の雨さん 60代・埼玉県 )
【情報提供・絵本ナビ】