- シェーンベルクと若きウィーン
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アルテスパブリッシング 松沢書店
テレーゼ・ムクセネーダー 阿久津三香子 樋口驤- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2024年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784865593006
[BOOKデータベースより]
カフェでの集会、殴り合い、差別と迫害、新聞沙汰―。「音楽の革命」の真実を膨大な資料と図像で描く比類なきドキュメント!
第1章 若きウィーンの音楽家と音詩人たち
第2章 若きウィーンの円卓
第3章 「カフェハウスでは文学をめぐって殴り合った」
第4章 若きウィーンの演劇とコンサート
第5章 「反ユダヤ主義の中心地」
第6章 アーノルト・シェーンベルクとカール・クラウス
第7章 アーノルト・シェーンベルクとアドルフ・ロース
第8章 アーノルト・シェーンベルクとヘルマン・バール
第9章 ある若きウィーン人は創作する
カフェでの集会、殴り合い、差別と迫害、新聞沙汰──
「音楽の革命」の真実を膨大な資料と図像で描く比類なきドキュメント。
荒ぶる芸術家たちの青春群像がいまよみがえる!
世紀末ウィーンにおいて、演劇、音楽、建築、工芸、彫刻などの分野で同時多発的な革新が起こった。
「若きウィーン」を名乗り、「モデルネ(近現代)」の温室たるこの都市を舞台に、血気盛んな活動を繰りひろげる若手芸術家たち。
本書は「新ウィーン楽派」の首領にして、20世紀音楽最大のオリジネイターである作曲家アーノルト・シェーンベルク(1874〓1951)を中心に、「若きウィーン」を標榜した芸術家たちの活動を、膨大な同時代資料と証言、そして数多くの図像によってあとづけた画期的なドキュメント。
シェーンベルク生誕150年記念出版。
●巻頭カラー地図(16ページ):シェーンベルクゆかりの地をガイド
●カラー口絵(8ページ):絵画の分野でも異才を発揮したシェーンベルクの美術作品を掲載
●その他、図版多数掲載