- 渡辺京二論
-
隠れた小径を行く
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2024年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863292994
[BOOKデータベースより]
思想の全軌跡をたどる。最初期の「小さきものの死」から絶筆となった最後の著作「小さきものの近代」まで、その全著作を読み解き、知の巨人の資質・体験・方法の深淵に迫る。渡辺京二が一貫して手放さなかったものとは何か。
1(幸福な少年期とその終焉;大連、そして世界の終わり;共産党体験と思想の目覚め ほか)
2(神風連―反近代の極北;西郷隆盛―明治帝国への反抗者としての西郷;宮崎滔天―アジア主義を脱した民衆コミューンへの夢 ほか)
3(逝きし世の面影―滅び去った文明;パックス・トクガワーナの多彩な人々;戦国乱世と徳川の平和―「中世の自由」の虚妄を撃つ ほか)
著者は渡辺京二研究の第一人者。92年の生涯を通して一貫してぶれることのなかった渡辺の思想と歴史認識はどこから来るのかを基本的かつ意外な観点から教えてくれるのが本書だ。この偉大な思想家は、歴史を叙述するにしろ、発言するにしろ、ひとつの新しい事実や解釈を自らが生きるための支えとして研究し叙述し公表した。『小さきものの死』から『逝きし世の面影』さらに『小さきものの近代』まで、〈近代〉の実像を描こうとした数々の名著の舞台裏を、さらに具体的に案内してくれる画期的な一冊。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 折口信夫の戦後天皇論
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2020年05月発売】
- 易経
-
価格:924円(本体840円+税)
【2010年10月発売】
- 至高者の歌 新改訂版
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2013年06月発売】
- 風水講義
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2023年11月発売】
- こどもたちへ積善と陰徳のすすめ 改訂増補版
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2017年03月発売】