- 移民社会のナショナリズム
-
シンガポール近代華人社会史研究
風響社あじあブックス
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2024年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784894893306
|
ゲスト さん (ログイン) |
|
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
シンガポール近代華人社会史研究
風響社あじあブックス
[BOOKデータベースより]
ethnic Chineseと英訳される華人だが、1896年から1909年のシンガポールを微視すると、それは単なるエスニシティの区分ではなく、ナショナリズムとともに生まれた自意識であった。今日グローバルに展開する中華系ネットワークは、この十数年の激流を知らずには理解できない。巨視・微視を交えた著者渾身の歴史ドキュメンタリー。
第1章 一九世紀のシンガポールにおける華人社会の形成と発展
第2章 林文慶らの出現と辮髪切除活動に起因する騒動(一八九六‐一八九九年)
第3章 康有為のシンガポール来訪とその社会的影響(一九〇〇年)
第4章 孔廟学堂設立運動の展開(一八九八‐一九〇二年)
第5章 シンガポール中華総商会の社会的機能の形成過程(一九〇五‐一九〇八年)
第6章 「国語」教育を標榜する初等学堂の設立ラッシュ(一九〇六‐一九〇九年)
第7章 「満州人蔑視」言説の系譜と「革命派」の出現
第8章 中華民国期における展開