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[BOOKデータベースより]
その夏の日、甲子園出場をかけた京都府大会決勝、球場は世界でいちばん熱かった。木暮東工業のエース・権田至の手から渾身のボールが放たれた。境風学園の強打者・仁科涼馬が打ち返そうと踏み込む、その時―白球が頭部を直撃した。球場の時が止まり、至の発した言葉だけが響いた。「あんな球、避けられるでしょ」なぜ、そんな言葉が少年から放たれたのか?至の言動に球審・鍋島は危険球退場を宣告、高校野球では異例のことだった。まもなく世間の至への非難が、炎上が始まる。だが大きな混乱の中、“被害者”であるはずの涼馬は意外な言葉を口にする。「あれは危険球ではなかった」と。伝わらない言葉のもどかしさの中で、本当に伝えたかったことのために真摯に闘う球児たちの姿を描き出す、熱く鮮烈な青春小説。第4回京都文学賞最優秀賞受賞作。
[日販商品データベースより]夏の甲子園出場をかけた京都府大会決勝。木暮東工業のエース投手・権田至の投げたボールが、境風学園の強打者・仁科涼馬の頭部を直撃した。「あんな球、避けられるでしょ」少年はなぜそのような突き放した言葉を放ったのか? 鮮烈な京都青春物語。