- 人類の都
-
なぜ「理想都市」は闇に葬られたのか
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2024年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784140819784
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[BOOKデータベースより]
科学、通信技術、芸術、スポーツなどあらゆる叡智をひとつの都市に集結させる―20世紀初頭、壮大な“世界の首都”計画が立てられた。目的は技術革新を通した世界平和。考案者は彫刻家のヘンドリックと義姉で名家出身のオリヴィア。計画は世界中で熱狂的に支持されるが、構想から30年を経たのち夢と潰えた。だがその裏ではムッソリーニ、ヒトラーら独裁者たちが強い関心を示していた…。ユートピア思想から始まったはずの計画が、なぜファシズムに利用されることになったのか。実現に人生を捧げた考案者たちの姿を通して、幻の理想都市の謎に迫る歴史ノンフィクション。
第1章 彫刻家への道(一八七二〜一八九八年)
[日販商品データベースより]第2章 愛情(一八九八〜一九〇二年)
第3章 生命の殿堂(一九〇二〜一九〇六年)
第4章 エルネスト・エブラールを探し求めて
第5章 オリヴィアの夢想(一九〇六〜一九〇七年)
第6章 欺瞞(一九〇八年)
第7章 不和(一九〇八〜一九一〇年)
第8章 啓示(一九一〇年秋)
第9章 ウォール街の平和主義者たち(一九一一年夏)
第10章 ベルギーからの支援(一九一一〜一九一三年)
第11章 最初の成功(一九一三年)
第12章 勝利(一九一三〜一九一四年)
第13章 戦争(一九一四〜一九一七年)
第14章 悲嘆(一九一七〜一九二三年)
第15章 必死の執着(一九二三〜一九四〇年)
20世紀初頭、世界が熱狂した壮大な首都構想。その真実は平和の実現か、恐怖の支配か
科学、通信技術、芸術、スポーツなどあらゆる叡智をひとつの都市に集結させる――斬新な〈世界の首都〉構想が立てられた。目的は技術革新を通した世界平和。考案者は彫刻家のヘンドリックと義姉で名家出身のオリヴィア。政治家や芸術家をはじめ計画は世界中で熱狂的に支持されたが、構想から30年を経たのち夢と潰えた。だがその裏ではムッソリーニ、ヒトラーら独裁者たちが強い関心を示していた。ユートピア思想から始まったはずが、なぜファシズムに利用されることになったのか。計画に人生を捧げた考案者の姿を通して、幻の理想都市の謎に迫る歴史ノンフィクション。