- 古代マリ王国の政治と宗教
-
バビロンに滅ぼされた悲運の王国
中央大学学術図書 106
- 価格
- 6,270円(本体5,700円+税)
- 発行年月
- 2024年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784805741528
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 古代エジプト人の祈り
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2025年04月発売】
- 一冊でわかるタイ史
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2022年11月発売】
- インド亜大陸史話
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2024年11月発売】
- 都市交通のポリティクス
-
価格:7,700円(本体7,000円+税)
【2014年02月発売】
- 海を渡る史書
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2016年06月発売】
[BOOKデータベースより]
1 古バビロニア時代―それはアムル人の時代(アムル(アモリ)人のバビロニア移住とその故郷)
[日販商品データベースより]2 マリ王国の支配構造(メルフム役人と遊牧民支配;マリ王国地方行政の一側面について―スガーグム制度を中心に ほか)
3 マリ文書に見る預言、夢および内臓占い(マリ預言文書;キティートゥム預言をめぐって ほか)
4 マリの神々(マリにおける公的祭儀と民間信仰―パンテオンを中心に;古バビロニア時代マリの家畜支出記録に見るマリの公的パンテオン ほか)
5 マリ人名研究(神名を含むマリ人名に反映されている人々の関心事;神名を含む女性名について)
ハンムラビ時代のマリ文書の本邦初の本格的研究論集。同時代のメソポタミア各地にマリの他、バビロン、ラルサなどの王国を建国した西方セム系アムル人の移住とその故郷、ユーフラテス川中流域の河岸地帯とメソポタミア北部で移牧を行う半遊牧民を支配下においたマリ王国の支配構造、神意判断に欠かせない預言、夢・幻、内臓占いなどについて詳論する。最後の点に関しては、マリ文書は量・質ともに第一級の資料を提供。特にマリの預言は旧約聖書の預言の理解にとっても重要。さらに、マリの公的祭儀に見られる神々と民間信仰の対象となった神々との比較、神名を含む人名に見られる当時の人々の関心事、男性名と女性名の違いなどについても詳論。