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[BOOKデータベースより]
さまざまにカテゴライズされる現代学生の複雑な実像に鮮やかに迫る!学生たちの自己意識はどう変化したか、スマホやソーシャルメディアはどのような影響を与えているのか、人間関係はどう変化したのか、パンデミックはどのような影響を与えたのか―現代社会のキーワード「再帰性」を補助線に、貴重な大学生調査を丁寧に分析・考察し、「再帰的近代化」のなかで複雑に揺れる学生たちのリアリティに迫る。
再帰的近代における大学生のライフスタイル―コロナ禍の大学生を歴史的な文脈に位置づける
[日販商品データベースより]第1部 自己と社会(自己をめぐる再帰性はアイデンティティ形成に寄与するのか―アイデンティティ資本モデルの経験的検討;コロナ禍の大学生からみるインストゥルメンタル志向/コンサマトリー志向―公共的思考との関連の検討;格差社会における大学と大学生―大学種別に着目して)
第2部 メディア・文化(SNS上の反応を気にするのはどのような学生か―メディア利用と再帰性;ヴィジュアルコミュニケーションの現在―「スマホ写真」と自己意識の関係を探る;趣味は自己の安定性に影響を与えるか―自己の安定性・不確かさと好きな音楽ジャンルの関係を探る;ソーシャルスキル涵養と親の影響・趣味の影響―モバイルメディア利用とその課題)
第3部 親密性(ネット上では「つながって」いる大学生の不可視な孤独―脱埋め込み化した友人関係のなかの主観的孤独感を探る;再帰的自己と恋愛の現在―大学生の「草食化」を両極化論とリスク化論から考察する;大学生の恋愛関係と友人関係―友だちが多いほど恋人ができやすい?)
Z世代? コロナ世代? スマホ世代? 君たちはどう生きているのか
貴重な大学生調査を丁寧に分析・考察することを通して、
さまざまにカテゴライズされる現代学生の複雑な実像に鮮やかに迫る!
学生たちの自己意識はどう変化したか、スマホやソーシャルメディアはどのような影響を与えているのか、人間関係はどう変化したのか、パンデミックはどのような影響を与えたのか――現代社会のキーワード「再帰性」を補助線に、貴重な大学生調査を丁寧に分析・考察し、「再帰的近代化」のなかで複雑に揺れる学生たちのリアリティに迫る。
本書の各章の分析は、再帰性を万能の説明概念として用いるのではなく、学生たちが置かれたさまざまな文脈に応じてその働き方にバリエーションが生じていることを示すものである。コロナ禍以降の再帰性の極限とも呼べる時代状況を、日本の大学生はどのように生きてきたのだろうか。彼・彼女らのライフスタイルにおいて再帰性はどのような意味を持っているのだろうか。現代の大学生の「再帰的ライフスタイル」の諸相をデータに基づいて丁寧に腑分けしていくこと、これが本書の目的である。(「序章」より)
執筆者紹介(執筆順,*は編著者)
小川 豊武*
所属:日本大学文理学部准教授
担当:はじめに・序章・第8章
妹尾 麻美*
所属:追手門学院大学社会学部准教授
担当:序章・第3章
岩田 考(いわた こう)
所属:桃山学院大学社会学部教授
担当:コラム1
牧野 智和*
所属:大妻女子大学人間関係学部教授
担当:第1章・コラム2・おわりに
寺地 幹人
所属:茨城大学人文社会科学部准教授
担当:第2章
二方 龍紀
所属:常磐大学人間科学部准教授
担当:第4章
木村 絵里子*
所属:大妻女子大学人間関係学部准教授
担当:第5章・おわりに
木島 由晶
所属:桃山学院大学社会学部准教授
担当:第6章
羽渕 一代
所属:弘前大学人文社会科学部教授
担当:第7章
浅野 智彦
所属:東京学芸大学教育学部教授
担当:第9章
久保田 裕之
所属:日本大学文理学部教授
担当:第10章
辻 泉
所属:中央大学文学部教授
担当:コラム3