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[BOOKデータベースより]
身分社会の頂点の一つは財務省。森永卓郎は、財務省に下僕のように扱われる「植民地」で長く働いた。深田萌絵はFランクの美術短大卒業後、就職では企業に歯牙にもかけられず、非正規という最低ランクの仕事に就いた。しかし、早稲田大学政経学部卒業後は、あちこちから引っ張りだこだった。その後は身分社会の頂点の一つの外資に。見たのは人間性最低の欲望の世界。現代の身分社会のレベルの低さを頂点と底辺を極めた2人が語り合う。
第1章 森永卓郎 身分社会の最底辺にいた小学校時代
[日販商品データベースより]第2章 深田萌絵 カーストのない仏教幼稚園とカーストが凄まじい公立小学校
第3章 森永卓郎 身分社会には特権階級がある
第4章 深田萌絵 非正規雇用という最下層
第5章 身分社会の源流の一つは学歴にある
第6章 人間失格になってもお金が欲しいですか?
第7章 非正規労働者が激増したのはなぜなのか?
第8章 上位カースト・金融業界の真実
第9章 金融業界がつくりあげようとしている歪んだ世界
第10章 どうしてメディアは身分社会問題を採り上げないのか?
第11章 なぜ政府はこの身分社会に対して何も対処しないのか?
第12章 身分社会に対して、私たちはどうやって戦っていけばいいのか?
現代の身分社会に関して、話題の2人、森永卓郎と深田萌絵が大激論!
笑える4コマ漫画とポイントがわかりやすい2色印刷で社会の矛盾とその理由、解決法を解説!
「小泉構造改革以降、急速に進んだ格差拡大の背景には、身分によって処遇が大きく異なる理不尽な仕組みがある。もちろん、私は「結果の平等」を求めたことは一度もない。二倍稼いだ人は、二倍の報酬を受け取るべきだと思っている。私が許せないのは、同じ仕事をしているのに処遇が異なることだ。(略)
身分社会のなかでは、階級の壁を超えることは、容易ではない。だから、深田さんや私の経験は、世間から見たら非常に珍しいケースだと言えるだろう。しかし、だからこそ、二人の経験を重ね合わせることで、これまで表に出てくることが少なかった身分社会の実態が浮かび上がってくるだろう。
読者のみなさんには、ぜひ本書を通じてその実態を把握して、自らのキャリア設計を見直すきっかけにして欲しいのと、日本の理不尽な社会を見直すための第一歩を踏み出して欲しいと心から願っている。」
(〈森永卓郎 はじめに〉 より)
「大人になり、社会へ一歩足を踏み出した私が見たのは、低賃金、社会保障もロクに整備されていない世界だった。仕事が少ない奈良市民の多くは生駒山を越えて大阪へ出稼ぎに行く。低賃金脱却を目指し非正規から非正規へ職を転々としたが時給は千円に満たず、現代版『あゝ野麦峠』の女工だと自嘲したこともあった。森永卓郎さんの著書に出会い、非正規雇用、低年収が既に社会問題だと知り、それを政治的に解決するよう求める言論活動を始めようと思い、早稲田大学政治経済学部に入った。(略)
いまの夢は「新しい時代」をつくること。
非正規雇用問題、低所得問題を政治的に解決するために、良い日本で生きていくために、まだ出会ったことのない皆さんと共に世論を形成し、政治を変えていきたいと願っている。」
(〈深田萌絵 おわりに〉 より)