なぜ日本人は世界の残酷さを理解できないか

社会評論社
井上良一　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2024年09月
• 判型: Ａ４
• ISBN: 9784784528110

内容情報

[BOOKデータベースより]

１　日本人の特性を作っているのは日本語にある
２　忖度は日本人の人間関係の基本である
３　日本語特性としての日本人の時間意識…なじみ
４　タテ社会を導く日本語の世界
５　日本語特性としてのボトムアップ
６　日本社会の大きな変化―１回限りのはずの変化を２度まで経験…もう繰り返しはない（ように）
７　渡来の仕組みと日本の仕組みとの不整合
８　これからの日本社会への希望―ポスト産業社会の構図をどのように作るか
付録「なぜ日本人は世界の残酷さを理解できないか」曼荼羅について

[日販商品データベースより]

“日本語”が持つ特質が“日本人”を作り上げている。

日本語は「相手の立場に立ってモノ言う言語」である。その日本語が持つ特質が、日本人を作り上げている。資本主義経済が成熟経済へ、「未踏の時代」に到達した中で、日本語を母国語とする「日本語人」の未来の可能性や、世界に果たしうる役割について語る。風土論や文学研究では解き明かせない、ひと味違った日本人論を届ける。