- マーガレット・ミッチェル 風と共に去りぬ
-
世紀の大ベストセラーの誤解をとく
NHK「100分de名著」ブックス
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2024年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784140819746
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[BOOKデータベースより]
南北戦争前後のアメリカ南部を舞台に、大農園主の長女スカーレット・オハラの激動の半生を描く『風と共に去りぬ』は、長いあいだ「大恋愛小説」として読み継がれてきた。しかし、精緻に読み込むと、それが「誤解」であることに気づく。40か国で翻訳され、世界中の誰もが知る大長編小説の多様な読み解き方を案内する。
第1章 一筋縄ではいかない物語
[日販商品データベースより]第2章 アメリカの光と影
第3章 運命に立ち向かう女
第4章 すれ違う愛
ブックス特別章 養護・扶養小説としての『風と共に去りぬ』―ケアラーと稼ぎ手の間で
読書案内 黒人文学の古典と現在
「世紀のロマンス小説」ではない?
20世紀のロマンス小説として知られる大長編『風と共に去りぬ』。しかし、原文を精緻に読むと、その本質が「恋愛」ではないことがわかるという。「ヒロインは二人いる」「実は戦争小説である」「ディストピア小説としても読める」「養護と扶養という視点で読むと面白い」――。翻訳を手がけた著者だからこそたどり着いた、実に多様な読み方を味わう。Eテレ「100分de名著」テキストに、特別章・ブックガイドなどを大幅加筆のうえ、書籍化。