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- 集中講義!アメリカ現代思想 新版
-
リベラリズムはどこへ行くのか
NHKブックス 1287
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2024年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784140912874
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[BOOKデータベースより]
現実的な社会変革を目指す思想として独自に発展を遂げ、これまで注目され続けてきたアメリカ発のリベラリズム。社会全体の「平等」と個人の「自由」の両立を構想することで自由をめぐる現代的課題を考察したロールズの正義論からリバタリアニズムからコミュニタリアニズム、ネオコン思想までリベラリズムを中心とするアメリカ現代思想のあらましを、時代背景とともに明快に解説し、日本をはじめとする現代の思想状況にリベラリズムが与えた影響を探る。旧版刊行以後、激変するアメリカの政治・社会状況の中で「アメリカ的正義観」の変化を論じる新章を加えた決定版!
序 アメリカ発、思想のグローバリゼーション
[日販商品データベースより]1 リベラルの危機とロールズ(「自由の敵」を許容できるか―戦後アメリカのジレンマ;自由と平等を両立せよ!―「正義論」の衝撃)
2 リベラリズムの現代的展開(リバタリアニズムとコミュニタリアニズム―リベラルをめぐる三つ巴;共同体かアイデンティティか―文化をめぐる左右の戦争;ポストモダンとの遭遇―リベラルは価値中立から脱却できるか)
3 ポスト冷戦期のリベラリズム(政治的リベラリズムへの戦略転換―流動化する「自由」;“帝国”の自由―「歴史の終焉」と「九・一一」;リベラリズムから何を汲み取るべきか)
4 リベラリズムはどこへ行くのか(アメリカ的正義観の変化)
リベラルが分かれば、アメリカが見える!
現実的な社会変革を目指す思想として、20世紀後半から注目され続けてきたアメリカ発のリベラリズム。
社会全体の「平等」と個人の「自由」の両立を構想することで、
自由をめぐる現代的課題を考察したロールズの正義論から、リバタリアニズムにコミュニタリアニズム、ネオコン思想まで。
リベラリズムを中心とするアメリカ現代思想のあらましを、時代背景とともに明快に解説し、
日本をはじめ現代の思想状況にリベラリズムが与えた影響と、その行方を探る。
ロングセラー『集中講義!アメリカ現代思想』に補章「アメリカ的正義観の変化」を加えた決定版!
《目次》
序 アメリカ発、思想のグローバリゼーション
T リベラルの危機とロールズ
第一講 「自由の敵」を許容できるか――戦後アメリカのジレンマ
第二講 自由と平等を両立せよ!――「正義論」の衝撃
【間奏曲】日本にとっての一九六〇年代
U リベラリズムの現代的展開
第三講 リバタリアニズムとコミュニタリアニズム――リベラルをめぐる三つ巴
第四講 共同体かアイデンティティか――文化をめぐる左右の戦争
第五講 ポストモダンとの遭遇――リベラルは価値中立から脱却できるか
【間奏曲】日本のポストモダン思想
V ポスト冷戦期のリベラリズム
第六講 政治的リベラリズムへの戦略転換――流動化する「自由」
第七講 〈帝国〉の自由――「歴史の終焉」と「九・一一」
第八講 リベラリズムから何を汲み取るべきか
W リベラリズムはどこへ行くのか
第九講 アメリカ的正義観の変化――サンデル「白熱教室」から『実力も運のうち』へ
関連年表
アメリカ現代思想のあらまし