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[BOOKデータベースより]
変化の時代にこそ必要となる「ぶれない軸」。だから今、ドラッカーを読み直す。シリーズ累計90万部超!『財務3表一体理解法』の著者が、日経ビジネススクールで行っている会社役員向け人気講座を書籍化!
第1章 本題に入る前に(ドラッカーはどういう人なのか;企業を取り巻く環境の変化)
[日販商品データベースより]第2章 会社役員の役割とは何か(社会に存在する人間組織;ドラッカー経営学の全体像と企業の「3つの役割」;従業員のエンゲージメント向上の本質;画期的な制度としての「自己目標管理」;社会的責任にどう向き合うべきか;経営者が目標を設定すべき「8つの領域」)
第3章 「財務会計」は会社役員の必須科目(財務会計の全体像;そもそも配当とは何か;なぜいまROIC(投下資本利益率)なのか;今日の会社役員の意思決定が明日の会社をつくる)
第4章 未来を今日つくる(未来への責任と事業に関する「3つの問い」;すでに起こった未来を先取りして手を打つ;予測できないことを起こさせる;イノベーションの機会を探す「7つの領域」;既存の企業が新規事業を生み出すために必要なこと;「結合」による知の創造)
附章 会社役員が成果をあげるために必要なこと(身につけておくべき「5つの習慣的能力」;上司をマネジメントする;必ず身につけていなければならない資質;強みを活かせ;理論より実践)
変化の時代に頼るべきものは、時代が変わっても変わらない「物事の本質」。企業の本質と経営の全体像を体系的に理解し、会社経営者と役員は何をなすべきか、何を軸に意思決定すべきか、ドラッカー経営学をベースに考える。この本によって学べるのは、・事業経営の全体像と会社経営者/役員の基本的な役割・会社経営者/役員としての世の中の見方と未来創造の考え方・会社経営者/役員に必要な財務会計の基礎知識・経営環境の変化に際し、自社の考えを確認し、形成するための知見・会社経営者/役員だからこそ、身につけるべき資質と習慣【著者の言葉】本書の目的は、変化の時代における「会社役員の役割」を再確認し、経営者としての「考え方の軸」を整理してもらうことです。企業を取り巻く環境が変化しています。「社会課題への対応」や「新規事業の創造」といった新しい課題に、会社役員としてどう取り組めばよいのでしょうか。新しい課題ですから社内に参考になる事例などないでしょう。他社の事例をそのまま真似してもうまくいきそうにないことはすぐにわかります。なぜなら、会社の事情や置かれた状況は会社によってさまざまだからです。結局、新しい課題にどう取り組むかは、それぞれの会社の経営陣が独自に考えるしかありません。では、何を「考え方の軸」にして、これらの新しい課題に取り組めばよいのでしょうか。変化の時代にこそ頼るべきものは、時代が変わっても変わらない「物事の本質」です。時代がいかに大きく変化しようと、企業という存在を大局的に眺めてみれば、「企業は社会に存在する人間組織である」という企業の本質は何も変わっていないのです。本書の考え方のベースになっているのはドラッカー経営学です。ドラッカーは「マネジメントの父」と呼ばれ、人類史上初めてマネジメントという分野全体を体系化した人であり、大局的な視点で物事の本質を見抜くことに天賦の才があった人です。そのドラッカーは50年以上前に、社会課題への対応は企業が果たすべき重要な役割の一つであるとして、その対応についての基本的な考え方を整理してくれています。また、経営の重要な側面として、現在と未来を同時に見ていくことを挙げ、イノベーションや起業家精神による未来創造の重要性を説いています。それも、地に足の着いた未来創造の方法論を私たちに示してくれています。さらにドラッカーは、株主資本主義がもてはやされていた1990年代後半に、行き過ぎた株主資本主義や短期利益追求指向がやがて修正されることになると見通していました。ドラッカー経営学を学んできた私としては、50年の時を経て、時代がやっとドラッカーの考え方に追いついてきたというか、本当にドラッカーが必要な時代になってきたように感じています。大きな変化の時代だからこそ頼るべきものは、時代が変わっても変わらない物事の本質です。ドラッカー経営学を通して、経営の本質と会社役員の役割を再確認すると同時に、経営者としての自らの「考え方の軸」を整理し、日々の仕事に活かしていただきたいと思います。(「はじめに」より)【著者】國貞克則(くにさだ・かつのり)ボナ・ヴィータ コ