- 人生は心の持ち方で変えられる?
-
〈自己啓発文化〉の深層を解く
光文社新書 1327
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2024年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334104221
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価格:1,738円(本体1,580円+税)
【2023年09月発売】
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〈自己啓発文化〉の深層を解く
光文社新書 1327
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【2023年09月発売】
[BOOKデータベースより]
頑張らず、上を目指さず、モノも求めない―。近年、能力と地位の向上を目指す従来型の自己啓発に逆行するような、そんな「意識低い系」の啓発書で数々のベストセラーが生まれている。とはいえそれは、一時的な、単なる逆張りから生まれた潮流ではない。自足によって主観的幸福を追求する「引き算型」は、社会的成功を目指す「足し算型」と同じく長い歴史をもった、自己啓発の本義に適った志向でもある。本書は、「コスパのよい人生」や「ミニマリズム」、あるいはスピリチュアル・ブームの骨子である「気づきの論理」など、引き算型自己啓発の潮流をその核心とともに分析するほか、資本主義社会で要請され続ける自己啓発それ自体の歴史を紐解く。「より良い人生を切り拓こうとする思想」に、日本人は何を求めてきたのか。
1 引き算型自己啓発―現在(なぜひろゆきブームなのか;お部屋から革命を起こす)
[日販商品データベースより]2 足し算型自己啓発―過去(それはアメリカ建国の父から始まった;中村天風から松下幸之助へ;通俗道徳という「見えない宗教」)
3 終わりなき自己啓発―未来(『自助論』―一五〇年の誤読;終わりなき「自分磨き」へようこそ;幸福度競争社会)
頑張らず、上を目指さず、モノも求めない。そんな、自足による主観的幸福を追求する「引き算型」自己啓発が流行している。本書では、努力と成長の積み重ねを旨とする「意識高い系」と同じく長い歴史をもつ「意識低い系」の潮流をその核心とともに分析。時代状況と時代精神に照らしてブームの謎を解くほか、資本主義社会とは切っても切れない自己啓発それ自体の歴史も紐解く。日本人は自己啓発によって何を変えようとしてきたか?