- 北風のわすれたハンカチ
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2024年09月
- 判型
- B5変
- ISBN
- 9784751532072
[BOOKデータベースより]
心がぽっとあたたかくなる、やさしい童話集。つめたい風とともにやってきたのは、青い馬にのった青い人。そのふしぎな人が、もっていたのは…
[日販商品データベースより]「どなたか音楽をおしえてください。お礼はたくさんします。」こんな張り紙のある熊の家に、つめたい風と共にやってきたのは、青い馬にのった青い人。てっきり音楽を教えてくれるのかと思いきや……。家族を失くし、ひとりぽっちで暮らす熊と、青い色をした北風の家族との不思議な交流を描く、安房直子絵ぶんこシリーズ第7弾。
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【2023年02月発売】
本当に寂しかったのだと思います。父さんが、母さんが、妹も弟も・・・人間というやつに。切ないですね。最近特に熊の出没がニュースになるので、余計切なく感じました。熊からしたらそうですよね。熊だってひとりぼっちはきっと寂しいはず。
一人残された寂しさを楽器を弾くことで癒やそう考えた熊ですが、どうやら楽器の才能はないと北風の父さんと母さんに言われてしまいました。次にやって来た北風の女の子に、魔法で出してもらった材料で作ったホットケーキに癒やされ、ずっと居て欲しいと思いますが、そういう訳にはいきません。女の子が行ってしまい、悲しいなぁと思ったのですが、ハンカチの忘れ物に気づき、また会えると確信して、その思いで安らかに冬眠に入る事が出来ました。浜田廣介さんの『こりすのはつなめ』にあるように、冬眠から目覚めた時に、手に残るホットケーキとはちみつ、そしてハンカチから聞こえる音楽で温かい気持ちになるといいなぁと思いました。(SNOWDROPさん 60代・山梨県 )
【情報提供・絵本ナビ】