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[BOOKデータベースより]
こんな介護士になりたい、出会いたい。高齢者施設の現実とご利用者さんとの心の交流を描く体験記。
第1章 自由気ままに育ち、渋谷系ギャルになりました
[日販商品データベースより]第2章 ナンバー1キャバ嬢になる
第3章 えーっ、私が受験するの?
第4章 学校で学んだこと
第5章 ショートステイで出会った人々
第6章 特養―高齢者の終の棲家で
第7章 後悔しない看取りを目指して
第8章 介護は、素晴らしい仕事です
「はじめまして。介護士の村上知美です。よろしくお願いします」
初めて会うご家族にそう言ってご挨拶すると、高確率で怪訝そうな顔をされます。
その顔には、「えっ、この人〓 この人にまかせて大丈夫なの?」という不安がありありと……。
無理もありません。介護士として働き始める前、私は、いわゆる夜の仕事、キャバクラで働くキャバ嬢だったからです。
キャバクラをやめて、介護の専門学校に入学して介護福祉士となり、それからもう20年近く介護士として働いているのですが、見た目は、相変わらずちょっと派手。介護士という職業から多くの人が思い浮かべるイメージと、私はたぶん、かなり違っているのでしょう。
特別養護老人ホームで働き、これまで多くのお年寄りと関わってきました。昼夜を問わず徘徊する人、認知症で会話もままならない人、突然、暴言・暴力を浴びせる人、お皿を放り出したり、所構わず放尿したり……。それでも、その人の人生を知り、その人に合ったケアをしていけば、信頼関係が生まれ、心を通わせることができるのです。
お年寄りが人生を終えるその日まで、「自分らしく生きること」をお手伝いする介護の仕事は、やりがいだけでなく、信頼される喜びや、確かな達成感まで得られる、素晴らしい仕事なのです。