- 文法の詩学
-
意味語/機能語の動態
花鳥社
八木書店
藤井貞和
- 価格
- 6,600円(本体6,000円+税)
- 発行年月
- 2024年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784868030072

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[BOOKデータベースより]
〈文法〉と〈詩学〉とが結びつく“事始め”。機能語が意味語を支えると説く藤井文法は、物語論者で、和歌にも現代詩にも最前線で取り組んできた、著者長年の格闘から誕生する。宣長、時枝に次ぐ第三の試み!
「あけがたには」の詩学
[日販商品データベースより]第一部 機能語が意味語を下支えする(論理上の文法と表出する文法;時間域、推量域、形容域;「あり、り」をめぐる;起源にひらく「き」の系譜;伝来の助動辞「けり」―時間の経過;フルコトの過去、物語の非過去;「はや舟に乗れ。日も暮れぬ」;〈いま、さっき、つい先刻〉―「つ」;言文一致と近代―「た」の創発;推量とは何か(一)―む、けむ、らむ、まし;推量とは何か(二)―伝聞なり、めり;推量とは何か(三)―べし、まじ;らしさの助動辞―「らし」;し、じ、たし―形容、否定、願望、様態;「る、らる」「す、さす、しむ」)
第二部 機能語が意味語を下支えする その二(助辞の言語態;「は」の〈主格補語〉性―「が」を覆う)
第三部 意味語の世界(名詞の類―自立語(上);動く、象る―自立語(中);飾る、接ぐ―自立語(下);〈懸け詞〉文法)
第四部 人称と語り、表記(物語人称と語り;語り手人称と作者人称;自然称と和歌表現;漢字かな交じり文)
言語は復活するか―言語社会に向き合う
〈文法〉と〈詩学〉が結びつく。
古典の物語や詩歌を読む立場から、ことばを〈意味語〉と〈機能語〉に分類。
作品を真に読み解くために、現代人にとって古典語となっている言語を当時の現代語として探究する試みが結実。
旧著『文法的詩学』(2012年)、『文法的詩学 その動態』(2015年)を全面改訂し、再構成した。藤井詩学の決定版。