- むてっぽうな女性探検家ずかん
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岩崎書店
クリスティーナ・プホル・ブイガス レーナ・オルテガ 星野由美- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2024年08月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784265852161
[BOOKデータベースより]
エゲリア(4世紀ごろ/ガラエキア出身)―聖地をめぐり、世界ではじめて旅行記をかいた女性
グズリーズ(980〜1050年ごろ/アイスランドのラウガルブレッカ出身)―新天地を夢みた海上の民ヴァイキングの女性
ジャンヌ・バレ(1749〜1807年/フランスのラ・コメル出身)―船ではじめて世界を一周した女性
サカジャウェア(1788〜1812年/アガイディカ部族(現在のアメリカのアイダホ州))―ルイス・クラーク探検隊のために太平洋までの道をきりひらいた女性
マリアンヌ・ノース(1830〜1890年/イギリスのヘイスティングス出身)―5大陸をめぐり植物学者としても活躍した画家
イザベラ・バード(1831〜1904年/イギリスのボローブリッジ出身)―馬に乗ってロッキー山脈を旅し、アジアにも訪れた女性
メイ・フレンチ・シェルドン(1847〜1936年/アメリカのペンシルバニア州ブリッジウォーター出身)―型やぶりなアフリカ探検をした女性
ネリー・ブライ(1864〜1922年/アメリカのペンシルバニア州のコクランズ・ミルズ出身)―72日間で地球一周を達成した女性
メアリー・キングスリー(1862〜1900年/イギリスのイズリントン出身)―アフリカのジャングルを探検した女性
マーガレット・ファウンテン(1862〜1940年/イギリスのノリッジ出身)―世界中を旅して、蝶をあつめた女性
アニー・ロンドンデリー(1870〜1947年/ラドビア出身)―自転車で世界一周をなしとげた女性
グレース・ドラモンド・ヘイ(1895〜1946年/イギリスのリバプール出身)―飛行船で、はじめて世界一周した女性
アメリア・イアハート(1897〜1937年(消息不明)/アメリカのカンザス州アチソン出身)―女性としてはじめて、飛行機で大西洋を横断
アレクサンドラ・ダヴィッド=ネール(1898〜1969年/フランスのサン・マンデ出身)―鎖国中のチベットを旅した探検家
クレレノーレ・シュティネス(1901〜1990年/ドイツのミュルハイム出身)―自動車で、はじめて世界一周を達成
イブ・シムズ(1923〜2008年/イギリス出身) アン・デイビス(1932年〜/イギリス出身) アントニア・ディーコック(1931〜2012年/南アフリカのヨハネスブルク出身)―ヒマラヤを横断した3人の主婦
シルビア・アール(1935年〜/アメリカのニュージャージー州キブスタウン出身)―海底を調査した深海の女王
ヘレン・セイヤー(1937年〜/ニュージーランドのオークランド出身)―単独で、北極点にあるいて到達した女性
ワレンチナ・テレシコワ(1937年〜/ロシアのマスレニコヴォ出身)―女性初の宇宙飛行士
田部井淳子(1939〜2016年/日本の福島県出身)―エベレストに登頂した初の女性〔ほか〕
世界最高峰の山に登り、宇宙へ飛び、飛行機や自転車、徒歩で世界をめぐり…。
失敗をおそれず、破天荒でユーモアにあふれ、新しい時代をきりひらいた女性探検家たち。
個性あふれる27人の女性探検家を、たくさんのイラストで楽しく紹介。
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27人の女性探検家が紹介されています。
知っている人がほとんどいなかったので、伝記としての興味よりも、「むてっぽうな」という言葉に触発されて手にしました。
無鉄砲という言葉は、がむしゃらで情熱的で、理性というコントロール機能とは対極にあるような感性的な言葉に思えます。
立ち止まって考えるよりも、爆進しながら考えるのです。
27人の成功事例は、美化された部分もあるでしょうが衝撃的です。
何が彼女たちをそうさせたかと思う気持ちとともに、達成感を得た彼女たちにまぶしさを感じました。
無鉄砲に生きる先には、べらぼうな未来が待っているのでしょうか。なぜか大江健三郎の「見るまえに跳べ」を思い出した私です。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】