- ジョージア中世の教会建築ガイド
-
もう一つのキリスト教建築
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2024年08月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784779129872
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[BOOKデータベースより]
魅惑のジョージア共和国へ!旧ソビエト連邦随一と評される料理の数々。ワイン発祥の地。温暖な黒海リゾート地から万年雪を頂くカフカースの山稜。人々の丁重なもてなしの習慣。そんなジョージア共和国には、西洋よりも早くにキリスト教が伝えられ、他国に勝らずとも劣らない数の4世紀からの教会建築が遺されている。本書はそうした文化財であるジョージア中世の教会堂について簡潔に解説、同時に旅行にも利用できる異色のガイドブック!
ジョージアの現在の州構成地図と各時代の歴史地図
[日販商品データベースより]第1章 古代後期の教会建造物(東ジョージアにおける教会建築の始まり;5世紀から6世紀にかけて:東ジョージアにおけるバシリカ形式の発展;単廊型とその変異形 ほか)
第2章 建築の変容と興隆(東ジョージアにおけるアラブ侵攻後の教会建築;グレゴリー・ハンズタとクラルジェティ地域の修道院建築;ダヴィド・クラパラテスとタオ地域での彼の壮大な計画 ほか)
第3章 黄金期のジョージア建築とジョージア王朝の衰退(ダヴィド建設王の時代;タマル女王の時代:立面装飾の隆盛期;モンゴル侵攻後)
今も遺る中世教会堂の建築形式の変容と変遷!
東トルコからカフカースへと至る地域。多様な民族が行き交い災禍に翻弄された地域。そこはまた西欧とは異なるキリスト教建築が各地に遺されており、栄華の残照として野辺に留まっている、或いは依然として篤い信仰を集めている地域である。本書は、こうした教会建築を4世紀の初期から遡り、多数の図版を用い類型化した形で、主要な遺構の解説を行っている。それらの遺構は、地場の技術をペルシャやビザンツ(ローマ)等の優位な文化に接続させ、変様させることで、独自の建築文化を作り上げた。ジョージア建築は、西欧文化への対抗する衝迫として屹立する「もう一つのキリスト教」である。知られざる教会遺蹟のガイドブック且つジョージア教会入門、そして同国側面史ともなる書物である。