- だんじり認知症サポーターの軌跡
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2024年07月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784344948082
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[BOOKデータベースより]
住み慣れた街でみんなが安心して暮らし続けるために―。だんじり祭×認知症サポーター。脳神経内科クリニックの院長が実践する、認知症バリアフリーの街づくり。地域に根ざしたイベントを活用し、サポートの輪を広げる。
第1章 迫りくる2025年…高齢者の5人に1人は認知症!?増え続ける認知症高齢者の社会問題(ゴミ屋敷からの認知症患者救出作戦;超高齢社会の2025年問題とは何か ほか)
[日販商品データベースより]第2章 患者が安心して暮らせる“認知症バリアフリーの街”へ患者と家族を見守る「認知症サポーター」の輪を広げることが不可欠(なぜ「認知症」という呼び名に変更されたのか;認知症を知り地域をつくる10ヵ年構想 ほか)
第3章 地域に根ざしたイベントを活用するという発想“だんじり祭”のコミュニティを活かした認知症サポーターの増員(2011年、泉大津市の認知症サポート医になる;認知症サポーターを拡大する秘策とは? ほか)
第4章 交流の場の設置、地域活動への参加支援、見守りネットワークの構築…認知症サポーターによる患者のためのさまざまな取り組み(だんじり認知症サポーターの実態;万引き犯と間違われた認知症のおばあさん ほか)
第5章 正しい知識や理解を広めることで“認知症バリアフリーの街”は実現できる(全国でも広がる認知症サポーターによる取り組み;だんじりサポーターの輪、羽曳野市、大阪市鶴見区にも広がる ほか)
だんじりで認知症サポート!
増えるお年寄りを地域全体でサポートするにはどうすればいいのか?
地域の伝統行事と認知症サポートを絡めた活動の軌跡。
認知症患者とその家族の社会的孤立が問題視されています。しかし全国どの自治体も有効な解決策を打ち出すことができていません。
そうしたなか、大阪府泉大津市で脳神経内科クリニックを運営し、認知症サポート医として活動する著者は、だんじり祭でできた強い地域住民同士のつながりを活かして認知症サポーターを増やす取り組みを行っています。
彼らは「だんじり認知症サポーター」と呼ばれ、泉州を中心に大阪府下に広がり2550人の輪になっています。また、サポーターと住民が一緒になって見守るネットワークの構築や交流の場の設置なども各地で進んでいます。
本書では、「だんじり祭」と「認知症対策」という一見全く関係のない二つをつなげることで、地域社会に新たなイノベーションを生み、地域創生に大きく貢献してきた活動の軌跡をたどっています。
伝統行事を利用した地域包括ケアの具体的な取り組み事例から、認知症患者を地域全体でどのようにサポートしていくべきかについてのヒントが得られる一冊です。