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[BOOKデータベースより]
新型コロナが世界を覆った二〇二〇年。それは、娯楽小説受難の時代の始まりだったのかもしれない。しかし。ミステリ作家は時代から逃げない。戦う評論家が、忖度なしでその成果を書き尽くす!新時代の名作・話題作から、現代の闇と希望を読み解く意欲的評論集。
第1章 ミステリに描かれたコロナ禍
[日販商品データベースより]第2章 外れ籤としての東京五輪
第3章 閉鎖国家と分断国家
第4章 作品の内と外で
第5章 「失われた三十年」への道
第6章 正しくない人々の「正しさ」
第7章 亡霊に呪縛された国
新型コロナのパンデミックによって生活や社会構造が激変した2020年。この激動の年にミステリという文芸領域がこの時代をどう描き、どう解釈したのか? 新型コロナ、東京オリンピック、分断国家、政治腐敗、失われた三十年、ポリティカルコレクトネスと多様性……2020年以降の日本を象徴する出来事を扱ったミステリを通し観察することで見えてきたこととは? 圧倒的な読書量と鋭い分析力を誇る著者が、現代日本の歪みに物申す。