[BOOKデータベースより]
育てる、食す、護る、愛する。動物が健康で幸せに生きられることが、動物福祉(アニマルウェルフェア)の大前提。人は感情ではなく科学的な根拠に基づいて動物を飼養し、動物福祉に配慮して育てられるペットや畜産物の人間による利用は、否定されないことが望まれる。…しかし、動物倫理の探求は、いのちあるもの同士の永遠の課題として残りつづけるだろう。
1 家畜(産業動物)の健康と幸せを考える―先行するEUの動物福祉と求められる日本の変革(アニマルウェルフェアの歴史と取組み;アニマルウェルフェアの先進国イギリスに学ぶ;動物福祉すなわち「食の安全性」;人生が主体ではない、豊かな未来のために)
2 シェルターメディスンをつくる―多くのいのちのためにできること(なぜシェルターでなくならないのか;シェルターならではの獣医療の難しさ;シェルターメディスン、変革の歩み)
3 ペットと共に生きる―人もペットも幸せな社会に(「動物福祉」の意味と「5つの自由」;動物虐待と向き合う;ペットをめぐる日本社会の現状と課題;人とペットの絆、幸せなつながり;動物福祉における飼い主とペットの相互に与える影響)
平飼いで生まれた有機鶏卵、保護犬や猫の健康をまもるシェルターメディスン、劣悪多頭飼育者への対応。人間と動物、いのちあるもの同士の永遠の課題について科学の視点から解決策を導きだす。
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