映画論叢 ６６

国書刊行会
丹野達弥　

• 価格: 1,320円（本体1,200円＋税）
• 発行年月: 2024年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784336076748

内容情報

[日販商品データベースより]

石原裕次郎に憧れ、石原プロに入社した青年の歩む「製作担当者」としての人生航路。今や過去のものとなったジャンル・旅行映画（トラベローグ）、その開発者バートン・ホームズの肖像。匂いの出る映画をめぐり、シネラマの世界は終焉へ。ピンク映画における落語家たちの活躍。等々、今号も映画史の秘話が満載。

【目次】
わが心の石原裕次郎
　��製作担当者�≠ﾆいう仕事　石原裕次郎にはじまる　堀井健一
旅行映画（トラベローグ）とは何か　バートン・ホームズの幻景　藤元直樹
シネラマの興亡・補遺訂正編
　��匂いの出る映画�≠ﾌ夢『スペインの休日』の紆余曲折折　内山一樹
フォード一家の重鎮　ワード・ボンド
　『荒鷲の翼』における��二人フォード�＝w荒野の女たち』『騎兵隊』『馬上の二人』
知られざる『青春の甘き香り』　性格俳優・鈴木瑞穂追悼
シドニー・ポワチエの時代があった　ノーマン・ジュイソン追悼　瀬戸川宗太
独立系成人映画再考・脚本篇　落語家たちの活躍　東舎利樹
シネマニアの桟敷席　ひし美ゆり子、名和宏、成瀬正孝　谷川景一郎

好評連載
誤字等誤記ぶり題名記　最終篇、多分？　最上敏信
邪論！　正論〓　はた快楽　��鎮魂の夏�≠ﾉあれこれ―渡哲也―　浦崎浩實
《映画の見かた》の見かた　ヤクザ映画の回顧と現状　重政隆文
珍品ショウケース　ハリー・ワット監督『砂漠の九人』　ダーティ工藤