[BOOKデータベースより]
さん橋の先のちいさな家に、気のつよい、ちいさな女の人がすんでいました。女の人は、くつ下をあんだり、さかなをつったり、バグパイプをふいたりして、ひとりきりで、とてもたのしく、くらしていました。ところがある日、わるいかいぞくがやってきて、ドアをたたいていいました。「中に入れろ!」「おことわりよ!」と、女の人はいいかえしましたが…?ひろびろとした海と空を背景に、「ひとりきり」の二人の出会いがユーモラスに、色彩豊かにえがかれる、人気画家佐竹美保が贈る心にのこる絵本です。
[日販商品データベースより]ひとりきりでも満足して
楽しくくらしていたのに
ある日、あたしの家のドアを
たたくやつがいた―−
海につきだしたさん橋の先の、
ちいさな家に、
気のつよい、ちいさな女の人が、
ひとりですんでいました。
女の人は、海でおよいだり、
さかなをつったり、
カモメたちにバグパイプを
ふいてきかせたりして、
ひとりきりでも、まんぞくして
楽しくくらしていました。
ところが、あるあらしの日のこと、
ひとりのかいぞくが、
ちいさな家にやってきて、
「おれは、わるいかいぞくだ。
中に入れろ!」といいました。
女の人はいいかえしました。
「おことわりよ! あたしは、
気のつよいちいさな女よ。
入れてなんか、やらないよ」
ふたりのやりとりは、
ずっとつづき……?
ニュージーランドの人気作家、
ジョイ・カウリーの文章を、
佐竹美保が絵本化。
二人の登場人物の
ユーモラスなやりとりが楽しく、
さまざまな海の情景が美しい、
人気画家・佐竹美保の渾身の絵本。
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不思議なタイトルに興味をひかれて手に取れば、大好きな佐竹美保さんの絵! 読み始めたら、ふたりのやりとりがなんともおもしろくて、わくわくしました。そして、想像もしていなかったラストがこれまた素敵です! 佐竹さんの絵がとても魅力的で見入ってしまいました。(あんじゅじゅさん 50代・高知県 )
【情報提供・絵本ナビ】