[BOOKデータベースより]
いまもっとも注目されている概念「モビリティーズ」の理論的な論点を整理し、各地域のモバイルな諸相を具体的に論じる意欲作。移動する人びとや国境、境界、非西洋社会の側から現代社会の流動性をとらえ、グローバリゼーションを問い直す、知的ダイナミズム溢れる書。
いま、なぜ、モビリティーズか
第1部 モビリティーズの論点(モビリティーズへの基本的視座;モビリティーズとベック―メタモルフォシス理論とは何か;モビリティーズとネットワーク;モダニティの両義性と複数性)
第2部 グローバリゼーションからモビリティーズへ(ケア労働、モビリティーズ、ジェンダー―フィリピン人労働者の経験から;国民国家の変容と再編―アフリカからの視点;ディアスポラとデジタル・ナショナリズム―イボ人ディアスポラによるビアフラ分離主義運動を通して;難民キャンプのモビリティーズ―アフリカにおける境界的空間;難民を翻弄するオーストラリアの境界政治―収容の海外移転・新植民地主義・新自由主義)
いま最も注目される概念である「モビリティーズ」の理論的な論点を整理し,各地域のモバイルな諸相を具体的に論じる注目の書。移動する人びとや国境,境界,非西洋社会の側から現代社会の流動性をとらえ,グローバリゼーションを問い直す,知的ダイナミズム溢れる本。
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