不適切保育はなぜ起こるのか

子どもが育つ場はいま
岩波新書　新赤版２０１９

岩波書店
普光院亜紀　

• 価格: 1,034円（本体940円＋税）
• 発行年月: 2024年06月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784004320197

内容情報

[BOOKデータベースより]

暴力を加える、強く叱責する…。保育施設において子どもの心身を脅かす不適切行為が相次ぐ。いま保育の現場はどうなっているのか。長年、保育問題に取り組んできた著者が豊富な事例をもとに、問題の背景を丹念に検証。「保育の質」を置き去りにした政策を問い、子どもが主体的に育つ環境づくりへ向けて具体的に提言する。

第１章　相次ぐ不適切保育の実態（裾野市の事件が照らし出した暗がり；見えているのは氷山の一角　ほか）
第２章　不適切保育の背景にあるもの―子どもが育つ場で何が？（不適切保育の背景をみる；園の保育観・理念という背景　ほか）
第３章　子どもを見失った少子化対策―子どもの権利の視点から検証する（一・五七ショック；女性が働き続けられる社会へ　ほか）
第４章　「保育の質」は社会の未来を左右する―子どもが育つということ（保育の質への無理解が制度を歪めた；子どもは安全と栄養だけでは育たない　ほか）
第５章　不適切保育のない社会へ―子どもの育つ場をどう支えるか（「子どもの権利」がようやく表舞台に；一人一人を大切に育む時代　ほか）

[日販商品データベースより]

暴力を加える、強く叱責する……。
保育施設において子どもの心身に対する深刻な被害が相次ぐ。
いま保育の現場はどうなっているのか。長年、保育問題に取り組んできた著者が豊富な事例をもとに問題の背景を丹念に検証。保育の「質」を置き去りにした
政策
を問い、子どもが主体的に育つ環境づくりへ向けて具体的に提言
する
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