この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 一生大切にしたい愛着のある家
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年09月発売】
- 大型絵本>やさしくわかるぼうさいのえほん じしん・つなみ どうするの?
-
価格:15,400円(本体14,000円+税)
【2025年09月発売】
- 福寿草
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2025年03月発売】
- 九十二歳千秋万歳
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2025年06月発売】
- スピ系訪問看護師が行く
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2025年07月発売】





























[日販商品データベースより]
アフリカ文学・児童文学独立研究者、仏日翻訳者 村田はるせ、初の詩集!
《きっと薄墨色の 濃淡がことなるやわらかな紙を用意して
ゆったりとした波形に切りとったのだろう
それを少しずつずらして重ねたのだろう
咲きかけのばらの花びらが ちょうどそうであるように》
(「空の仕業」より)
村田はるせさんの詩は、強い言葉や表現はなく、かといって、それではその言葉の連なりを「柔らかい」とか「優しい」とか、そういうふうに形容するのもためらわれます。
シンプルな言葉遣いの中に、自己を見失わない確かな意志と、まっすぐな視線を感じます。
《自信にみちた声が理路整然と迫ってきて
わたしのほうが悪いような気がしても
透明の盾を構えてむかっていく稽古》
(「稽古」より)
詩集『気配』をお読みくださるみなさんの心に、なにがしかの糧が、足跡を残すと願います。