- 「ふつうの暮らし」を美学する
-
家から考える「日常美学」入門
光文社新書 1317
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2024年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334103538
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価格:3,740円(本体3,400円+税)
【2024年11月発売】
[BOOKデータベースより]
よりよい“世界制作”のために、私たちの家を考えよう―。日々の暮らしを支える活動やモノを通じて「美」を捉える「日常美学」は、哲学の一分野である「美学」の中でも、とりわけ新しい領域。これまでの美学は、日常から離れた「芸術」を主な対象とし、家や暮らしにまつわる事象を無視してきた。しかし、私たちは日々の生活の中で「美」や「快」を感じながら生きており、その時にはたらく感性が音楽や美術を感じるときより低級だとは言えないはずである。椅子、掃除と片付け、料理、地元、ルーティーンなどの具体例を通じて、私たちの感性、そして世界を見つめ直す「日常美学」の入門書。
序章 日常美学とはなにか
[日販商品データベースより]第1章 機能美―椅子を事例として
第2章 美的性質―掃除や片付けを事例として
第3章 芸術と日常の境界―料理を事例として
第4章 親しみと新奇さ―地元を事例として
第5章 ルーティーンの美学―vlog鑑賞を事例として
終章 家と世界制作
よりよい“世界制作”のために、私たちの家を考えよう――。哲学の一分野である美学の中でも、とりわけ新しい学問領域「日常美学」初の入門書。本書では、芸術を中心とする旧来の美学界に「女性の領域」として長らく無視されていた「家」を中心に、掃除と片付け、料理、椅子、地元、ルーティーンを例として、日常の中の「美」を問い直す。新進気鋭の若手美学者が冴えわたる感性でまとめ上げた、センセーショナルな一作!