- 神なき時代の「終末論」
-
現代文明の深層にあるもの
PHP新書 1396
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2024年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569857367
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[BOOKデータベースより]
ロシアの狂気、アメリカの独善を生み出すものの正体。『旧約聖書』によると、歴史の最終局面では世界は破滅し、その前(後という説もある)に至福のユートピアを迎える。この終末論に基づく歴史観が、「神」が姿を見せない現代においてもアメリカ・ロシアを突き動かしている。歴史の深部にある『旧約聖書』の影響力、さらには文明の「根源感情」を論じ、現代を捉え直す。斎藤幸平氏との「保守×左派」対談も収録。
第1章 現代によみがえる終末論(われわれが置かれている分岐点;『旧約聖書』と終末論)
第2章 「はじめの人間」と「おわりの人間」(グローバリズムの歴史意識;歴史のはじまりに立つ「最初の人間」;「自由」の意味の大転換;ニーチェの洞察とリベラルの崩壊)
第3章 文明の四層構造(冷戦後の世界秩序の崩壊;「歴史の終わり」が「文明の衝突」を生みだす;ロシアの挫折と、プーチンの屈辱;西欧近代を作ったユダヤ・キリスト教;文明の「根源感情」)
第4章 アメリカとロシアを動かすメシアニズム(「文明」と「文化」の論理;西欧文明とスラブ文明の軋轢;ロシア的な憂鬱;『旧約聖書』の影響下にある世界)
終章 もうひとつの歴史観(「リベラルな価値」の真価とは;支配されるものの知恵;「時効の原理」と宗教的精神;人間を突き動かす価値観)
特別対談 「資本主義」への異論のススメ(斎藤幸平×佐伯啓思)