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[BOOKデータベースより]
岡〓乾二郎にとってのアートとは?なぜモジリアーニの肖像画は目が塗りつぶされているのか?退廃美を描くシーレと神との関係は?近現代のアート/アーティストを“思想”として読みとき、時代に対峙させる精緻な批評的エッセイ集。
1 開かれとしてのモダニズム(岡〓乾二郎という「謎」;影・窓・痕跡―山中現の版画の世界;仮面の戯れ―柄澤齊の肖像画;「気配」と「たたずまい」―小林且典への手紙;パウル・クレー、あるいは「中間領域」の思索と創作;受肉するシーレ)
[日販商品データベースより]2 アナクロニーとしての批評(ボローニャのヤヌスたち―ロンギ、モランディ、パゾリーニ;ケネス・クラーク再訪―『名画とは何か』の文庫化に寄せて;アルテ・ポーヴェラの先見性;「気分」の肖像画―モディリアーニの人物たち;スマホ人間どこに行く!?)
3 アントロポセン下のアート(女性アーティストとしての自然―エルンスト・ヘッケルにおける「芸術衝動」;山口啓介、あるいは根源のアート;作品のなか/としての時間―ゴンザレス=トレス、井田照一、ロマン・オパルカ;芸術・免疫・例外状態;記憶と忘却のあいだ―現代美術の保存と修復をめぐって)
五感を挑発し、人間だけに可能なアートの謎と魅力。
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岡ア乾二郎にとってのアートとは?
なぜモディリアーニの描く肖像画は目が塗りつぶされているのか?
退廃の美を描くエゴン・シーレと神との関係は?
スマホは人間の感性をどう変容させるのか?
そもそも美術作品は修復保存される必要があるのか?
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パウル・クレー、パゾリーニから山中現をはじめとする国内外の作品まで、著者の美術批評を1冊に集成。「モダニズム」「アナクロニー」「アントロポセン(人新世)」を切り口に、近現代アートの入門書として、また精緻な批評としても読むことができる、出色のエッセイ集。
カラーを含む図版も多数収録。