- 春を売るひと
-
「からゆきさん」から現代まで
晶文社
牧野宏美
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2024年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784794974259

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[BOOKデータベースより]
「からゆきさん」、吉原遊廓、米軍基地の「パンパン」。横浜のメリーさん、立川デリヘル殺人事件。新宿区大久保公園。気鋭の新聞記者が、一二〇年にわたる娼婦、売春の真実の姿に迫る。歴史的な概要を知るのに最適であるとともに、これまでの女性史とは一線を画する一冊。
第1章 からゆきさんの声(「声」との出合い;「からゆきさん」 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「パンパン」と呼ばれて(街頭に立った女性たち;「性の防波堤」 ほか)
第3章 娼婦はどう見られてきたか(容姿で選ばれる「商品」へ;遊女への蔑視 ほか)
吉原脱出(現在の吉原;吉原を脱出 ほか)
第4章 分断を越えるために(「風俗業をやっている人間はいなくていい」;立川デリヘル殺人事件 ほか)
島原半島からの密航。米軍基地の脇で、そして現代の夜の新宿で。彼女たちは何を思い、どう生きて来たのか。「からゆきさん」「パンパン」ー 娼婦、売春。最後の証言者たちの声を追い、120年にわたるその真実の姿と命に迫る。共感を呼ぶまったく新しい女性史の誕生。